常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2011年12月29日木曜日
『正しさの心理学』
例えば人から何らかの嫌疑を掛けられたとする。
大抵の人はその事に狼狽しその嫌疑を消そうと必死になる。
だがそうすればするほどその嫌疑の色は濃くなり色眼鏡も又濃くなる。
”私は違うんです、潔癖です”と声高に叫べば叫ぶ程より人は疑いの色を濃くする。
それは”私は違う”という言葉の裏に或る”目に見えない不安や焦り”を”真実を隠す為”と人は解釈するからである。
何かの嫌疑を掛けられ自らに正しさがあるならば普段の生活を決して変えない事。
例えばその行動の中に嫌疑を掛けられた物が含まれて居ても決してそれを消そうとしては成らない。
下手にそれだけ消そうとすれば人は”やっぱりあの人の噂は本当だった”となる。
私自身を含め同胞もそう言う”風評被害”に遭っている、それでお心病まれた方も。
そういう方々には上記の様に御指導をさせて貰っている。
そうすれば”人の噂も七十五日”ではないけれど”根も葉もない噂”は立ち消えとなる。
まぁ実際わが身に降りかかったら中々そう冷静では要られないのが現状ですけどねw
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