2011年6月20日月曜日

五感療法についての一考察

絵画療法や音楽療法、動画療法等を一般的には『五感療法』と呼びます。
即ち『五感』をフル活用しそれらを精神疾病治療に活かすからです

音楽療法を含む『五感療法』の一番の長所は”脳に直接的に刺激を
与えられる事”に有ります。

これは行動療法である嫌悪療法の亜流です。

意外と音楽療法で気付かれていないのが『ビート』即ち『鼓動』で
す。
何故か?人間が生まれて最初に耳にする音は母親の心臓音です。
即ち『鼓動』それ故一番脳に強印象を与えやすいのです(事前記憶
がある為)。

其処を意識すると例えばヘビーメタル系の音楽でも充分音楽療法に対応可能という事になりますしオペラや声楽家の音楽も適用可能という事に成ります。

即ち、”ジャンルを問わない”という事になります。
一つだけ気をつけたいのは普段聴きなれている音楽はなるべく避け
るという事。
それらは”聞きなれている”ので”鼓動”の感じ方が弱くなるから
です。

なるべく今まで聞いた事がないジャンルで且つ”鼓動”を感じられ
る物がベストです。
つまり”鼓動”を感じられれば良いのですから。

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