2011年6月20日月曜日

暴飲暴食の裏に隠れた悪魔~或いは常態性行動が起こす新たな恐怖についての心理学~

生態学的に暴飲暴食が行けないという事は古くからいわれて居る事である。
内臓を必要以上に酷使する事は生体機能を著しく低下させ生命維持が困難と成ります。

まぁ何でも”やりすぎ”は体に毒である事は自明の理、されど実はこの”暴飲暴食”は内臓に負担を掛けるだけに非ず。

意外と知られていない事ですが”精神”にも多大なる影響を及ぼしているのです。
”暴飲暴食”を繰返しているとそれが”常態”となってしまい、それを行っている本人的にはそれが”暴飲暴食”ではなくなり”普通食(常態食)”となってしまう。

これは実は恐ろしい”心の病”を引き起こす原因となります。
”感情機能障害”つまり、喜怒哀楽の”心の機能”が上手く働かなくなる心の病を引き起こし易くなるのです。

何故、”暴飲暴食”をすると”感情機能障害”を引き起こしやすくなるのでしょう?
それは”五感情報”にその原因があるのです。

暴飲暴食をする人にとって”食べる事飲む事”が常態化される。
つまり、”五感で感じる物が常態化”される事で刺激を受ける度合が減ります。

多く摂取しなければ感じなくなるという事は裏を返せば多く摂取しなければ五感が感知しないという事となります。

例えばこれは”危機回避能力”にも影響を及ぼし普段”危険察知”が働く物が働かなくなります。

それは”五感情報”が”暴飲暴食”により”全てが大枠”で捉えられる様になってしまった為、”危険察知能力”に対しても反応が緩慢となる為です。

又、これらは”感情面”でも適応され”喜怒哀楽”が人よりも鈍感となり緩慢となります。

最初は”KYな人”どまりですがそれが段々と講じると”あの人は無感情な人”となり最悪”快楽殺人者”への道を歩む事も否定は出来なります。

つまり”五感が 鈍重と成る”事により”より強い快楽”を求める結果”快楽至上主義者”となり、”快楽を求める為に様々な行動を起こす”事が原因で先に述べた”快楽殺人 者”への道を歩む事にも成りかねません。

事実、私が謁見した事が有る快楽殺人者の中にはこの傾向を感じた者も居ました。

暴飲暴食というのは”体”だけを壊す物に非ず、”心”までもを壊す愚行である事をどうか肝に銘じておいて下さい。

何事も”程々”が一番ですよ^^V。

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