常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2014年10月17日金曜日
常態行動心理学的ホルモンバランスについて♪
本日のテーマは『常態行動心理学的ホルモンバランスについて』。我が元にはホルモンバランスが悪いとされる方々が年間相当数来院される。本人的な自覚は全くなく、寧ろ体調は良い方であるにも関わらずである。そしてそういう人を具に観察してみると或る興味深い共通性を見いだす事が出来る。先ず念頭に置かねばならない事はホルモンバランスは人により個人差があり、単純に男性ホルモンと女性ホルモンの対比率でみるべきものではありません。例えば女性でも長時間仕事に埋没すれば口に顎髭が延び攻撃的性格になります。これはアドレナリンやドーパミンの分泌率が変化する事により起こります。そしてこれがホルモンバランスが崩れていると言われる最大根拠です。老若男女問わず生活環境が変わればホルモンバランスも変わります。その変化を異常とするか進化と捉えるか?それにより得られる結果は異なります。当然新たな仕事に就き、或いは新天地に赴き、或いは重要な仕事やポストを任されればそれが収入に繋がり生命維持が叶うとなれば誰でも燃えます。燃えればアドレナリンやドーパミンやフェロモンが増えるのは当たり前。そうなれば必然的にホルモンバランスは一時的に崩れます。されどその状態が常態化すればホルモンバランスは落ち着きます。又、地域差によってもホルモンバランスは変わります。例えば北国から南国へ移る。過疎地から都会へ移る、日本から海外へ移る。こう言う時でもホルモンバランスは崩れます。それに対して薬物療法で無理にバランスを保とうとすればそれにより他の疾病を罹患しやすくなります。基準値や正常値は常変化します。日本の医学界にももう少し幅のある理解を求めます。
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