常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2014年10月12日日曜日
車幅と個体幅とpersonalspaceに於ける常態行動心理学的相関関係について♪
本日のテーマは『車幅と個体幅とpersonal spaceに於ける常態行動心理学的相関関係』について。昨日、仕事場への往復で道幅の広い県道で二台の車とそれぞれすれ違った。どちらも軽自動車であり、運転者が若い女性である事は同じ。異なっていたのは体格差だけであった。行きで出会った女性は豊満体型で有り、帰宅時に出会った女性は痩身体型であった。行きの女性の時は道幅が充分あったにも関わらず態々車を反対車線に寄せて対向車すれすれですれ違った。翻り帰宅時の女性は充分な車幅を取り逆に女性運転の対向車が側溝に落ちそうな勢いであった。この違いは一体何処に有るのか?実はこの違いは個体幅とpersonalspaceにその原因があるのです。
personalspaceとは近接距離と訳され人が人と触れ合う距離の事を指している。心を許した存在程その幅は狭く赤の他人程幅が広くなる、男性よりも女性、大人よりも子供の方が幅は広くなる傾向が強い。其は危機意識が男性よりも女性、大人よりも子供の方が強く働く事に起因している。例えばテレビのCMやドラマのワン・シーンで電車の座席に充分な幅がないにも関わらず豊満体型の人がしかも両手に買い物袋を持って強引に座るシーンを見た事がある人も多いかと思います。所謂豊満体型の人は狭い幅に身を寄せる事に馴れていて先のpersonalspaceを広く保てない体型の人が多い為に充分なspaceを余り持たない。更に言えばその状態が常態化しているので人との距離が狭い方に寧ろ安心感を覚える傾向がある。これが先の車幅を狭くとる原因の一つと言える。自らの体格幅と車幅を同じにとる傾向があるからである。翻り痩身体型の人はそれ事態が充分personalspaceを確保が叶うので寧ろ満員電車や満員御礼のデパート等人が密集して己のpersonalspaceを充分確保しづらい場所を嫌う傾向が強い。故に割りと静かな己のpersonalspaceを充分確保できる場所を好む傾向が強い。そしてこれが、事故発生率にも関係してくる。先の車幅を例にとると車幅を充分に取らない場合、対向車との接触事故を起こしやすくなる。又、対向車との車間距離を保ちすぎたが故に側溝や田んぼに落ちる危険性もある。常態行動とは人の無意識行動の事を指す。己の体型が己の人生を大きく左右するという事も又、常態行動心理学の研究対象である。太りすぎも痩せすぎも己の命を縮める愚行である。健康体である事に気を配りたいと考える。
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