常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2015年5月19日火曜日
常態行動犯罪心理学に於ける裁判員制度の抱える問題点について♪
本日のテーマは『常態行動犯罪心理学に於ける裁判員制度の抱える問題点』について。
私自身裁判傍聴経験や受刑者との直接交渉経験を持つ。昨今、裁判員裁判の判決が覆るケースが増え、裁判員制度の抱える問題点が浮き彫りになってきたような気がする。
裁判員からしてみたら自分達が出した結論が覆り判決が異なる結果を出した事に不満を感じる人や裁判員制度自体の存在意義を疑問視する声も上がりつつある。
裁判員制度を日本が取り入れた背景には法の平等制という側面ではなく寧ろ透明性を司法が示したかったのではないかと推察される。
最初から裁判員の意見を重用する意思は余り感じられない。
だがその司法の判断を私は支持する。
何故なら裁判員には受刑者が犯罪を犯した真意を汲み取る能力が司法関係者よりも経験的に少ない事が上げられる。
裁判員は検察側、弁護側双方の意見陳述を聞き、資料を元に刑の軽重を話し合う。
だがその際忘れてはならぬ事がある。
それは受刑者が犯罪を犯す前の生活環境がどのような者であったかを知る事である。
人間の行動にはそれがどんな行動であれ、
必ず意味がある。
所謂衝動的行動という物は存在しない。
例えばそれが衝動的行動であったとしよう。
されどその衝動が起こったのには明確な理由が必ず存在する。
それは殆どの場合、生物学的な生存維持率の低下による生存本能が齎す生存欲求である。
それが衝動的行動の裏に必ず存在する。
受刑者心理にも同様の事が働く。
受刑者が犯罪を犯すに至る経緯の中で多くの人はその犯罪が起こる僅か前に着目する。
されど我々心理職は受刑者が生まれてから犯罪を犯す迄の長期的経過を追う。
その中で日常生活がどのように変化し、環境がどのように変化し、それがどのように受刑者の心理に影響を与えそれがどのようにして犯罪と結び付いたのか?
其れを具に観察していく。
勿論其処から導き出された答えがどのような答えであったとしても受刑者が罪を犯した事実は変わらない。
償うべき罪は償われなければならない。
我々が着目しているのはその後の事である。
つまり犯罪者心理を掴む事で次に起こりうる犯罪を未然に防ぐ為である。
犯罪者の心理変化を具に観察していけば、其処には必ず何らかの類似性が現れる。
その類似性を分析していけば次の犯罪を犯さざるを防ぐ手だても見つかる。
我々心理職はそのようにして司法と連携し次に起こる犯罪をどう防ぐかを常考えている。
これからも我々は受刑者の犯罪心理を研究し、更なる犯罪予防に努めていく所存である。
今日も元気に頑張りましょう。
本日は英語で。
Today's theme is the " normal behavior criminal psychology to face definitive lay judge system problems ." It has a direct negotiation experience with my own trial hearing experience and inmates . In recent years , cases where judgment of the jury trial overturned increases , faced by lay judge system problems to feel like have come to relief . Ruling themselves if you try from court personnel is out conclusions Kutsugaeri are being raised even voice that questioned the existence of people and judge system itself frustrated in that it issued a different result . The trial judge system in background Japan has taken it is presumed that if not the judiciary wanted to show a rather transparency rather than on the side of equality system of law . Willing to duty from the beginning of jury opinion is not felt much . But the judicial decision I support . Is in the why if jury include the that the ability to pump out the true meaning that prisoners have committed a crime is empirically less than the judiciary . Trial members prosecution , to listen to the opinion statement of defense both , discuss the severity of the sentence the material to the original . But forget that time and sometimes unexpected must . It is that know prisoners were any person before the living environment to commit the crime . The human behavior it is it is what action ,
There is a sense always . There is no thing that the so-called impulsive behavior . For example, let's say it was a impulsive behavior . Saredo clear reason always exists to the impulse happened . It is in most cases , is a survival desire to survival instinct due to the decrease of biological survival rate brings. It is always present in the back of the impulsive behavior . Work may do the same to inmates psychology . Inmates are many people in the circumstances leading to commit a crime to
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