常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2015年5月30日土曜日
常態行動心理学的行動の明示性について♪
本日のテーマは『常態行動心理学的行動の明示性』について。
全ての人間の行動には明示性があります。
つまり行動自体が意思表示となります。
何かを選択し何かの行動を起こす。
それは勿論自分自身の為に有ります。
されどそれは同時にその行動をとる事自体が誰かの行動に影響を与えているとも言い換える事が出来ます。
例えばお肉を買いに行く。
スーパーでお肉を手に取りレジへ行く。
お金を払ってお肉を購入し店を出る。
その後別のお客がお肉を買いに来る。
先程貴方が買ったお肉が今日の最後のお肉。
結局お肉を買いそびれた人はメニューを変えざるを得なくなった。
これが選択に於ける行動の影響性です。
自らの行動にはその行動を起こす事によりその行動自体を誰かに見られている見られていないに関わらずその行動を起こす時点でその人自身の行動に明示性が発生しその明示性に影響を受けた誰かが又、己自身の行動に明示性を与え更にそれが…と言う風に連鎖していきその連鎖の先に又、その連鎖の発現点である自分が存在し、その影響を受けてと永続的に影響が続いていきます。
人の歴史とはこの互いの影響による連鎖の歴史とも言い換えられる事が出来ます。
貴方の何気ない行動もその行動の先に或いは歴史を大きく変える影響を与える物があるかもしれない。
歴史を作るのは偉人達だけではありません。
その偉人に影響を与えた多くの人達こそが本当に歴史の作り手なのです。
地上の星は見えにくい。
だからこそひっそり輝き続ける事が出来る。
その小さな輝きが何れ大きな光となる。
そして歴史を動かす力となる。
貴方も壮大な歴史絵巻の主人公の一人。
その事を忘れないで下さいね。
今日も元気に頑張りましょう。
本日は日本語で。
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