2010年11月9日火曜日

Patriotism&Globalization&Psychology

日本語に訳すと『愛国心』と『国際化』と『心理学』となる。
一見すると何のつながりもないように見えるが実は大きな繋がりが有る。

それは行う者が『人』であるという点、そしてそれぞれに『心』が介在している点である。
今、日本と中国、ロシアなど共産圏との関係がギクシャクしてきている。

日米地位協定における米軍基地沖縄施設問題での政府の対応の稚拙さがその呼び水となったといわれている。
だが果たしてそうだろうか?この問題に関してはG党時代からずっと日米双方で争議されて来た問題である。

我が町にも米軍基地がある、近くではないが米軍基地を持つ者の一人として沖縄県民方々のお苦しみは痛い程解る。
何時とはなし米軍機の爆音が町中に響き一部の傍若無人たる軍人が市民を恐怖に陥れているのである。

一部とは言え刃向かう事を許されず法に則っても地位協定に阻まれ十分な刑罰を処する事はできない。
随分昔は刑罰にすら処することすら出来なかったケースも幾つも有る。

それで命を絶った者さえも…。

愛国心という言葉が有る、国を愛する心と書く。
誰の心にも去来する自国への深い愛と言う物は自国内に居る間は中々解らない物だ。

だが一度自国を離れ長く海外生活をすると自らの胸中にも『愛国心』が有ったのだという事を痛感させられる。
米国人にも日本人にも中国人にもロシア人にもそれぞれの国の人々に共通してある概念だと思う。

翻り『国際化』という問題が有る。つまり外交問題である。
『愛国心』と『国際化』は一見すると相反する存在のように見えるが実は根は同じ所にある。

何れの国にも国を愛する民が居てその民が如何に幸せで平和で暮らせるかを考える事、それが『国際化』である。
自分の国の国民さへ幸せであれば他国などどうなっても良いでは真の『国際化』とは呼べない。

他国も自国も同じ民を持つ国でありその国同士が如何にすれば仲良く富めるか平和に幸せに暮らせるかを考えてこそ真の『国際化』である。

そう考えた時やはり人の『心』と言う存在無しには考えられない。

今の外交を見ているとこの『人の気持ち』と言う部分を随分蔑ろにされているように思えてならない。
他国の人の『心』も自国の人の『心』も同じ『心』である。

お互いの『心』を考えてこそ本当の意味での『国際化』であり『愛国心』であると私は考える。

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