2013年4月11日木曜日

『生理不順の心理学〜或いは生物学的種の保存法則の心理学』


生理不順というと女性特有の病でそれらはストレスが原因で起こる事は広く知られているが実はこれ女性だけに起こる病ではない。

確かに生理自体が男性に起こる訳ではないが生理不順自体がホルモンパランスが崩れる為に起こる病理現象。

それは女性性及び男性性の欠落が原因で起こる病である。
男女共それぞれ生理学的には両方のホルモンを有しそれでバランスを整えている。

されど主人格ホルモン、この場合男性の場合男性ホルモン、女性の場合女性ホルモンの分泌が抑えられるとそれらの欲求不満が体に出て抑えられてますよ?と知らせてくれる。

それが言わば生理不順となって現れる。

女性の場合は読んで字の如く生理が早かったり遅かったりするが男性の場合、便通が悪くなったり良すぎたりという形で現れる場合が多い。

それらを改善する方法は自らの主人格ホルモンを意識して放出する事が大事である。

例えば付き合って数年経ったカップルとか結婚して10年以上経過した夫婦だと自らの性を意識する場面は段々と激減し日々の生活に追われるようになっていく。

そうすると上層意識(顕在意識)からは遠ざかるが下層意識(潜在意識)はしっかりとそれを記憶しておりそれらの欠落が段々とストレスとなって来る。

更に人間には理性と言う生物学的には不要な物まで付随しているから余計厄介。

例えば大事な仕事の最中等は主人格ホルモンが多く分泌される為正直性欲は高まる。

されど大事な仕事を任されている最中に性交等する暇も余裕も無いのが現状。

更にそういう事を考える事自体が不謹慎だとする風潮が古くから日本にはある。

”武士は食わねど高楊枝”的思考はイギリスの上流社会と同じ貴族意識の現れである。

明治以降士農工商撤廃後、武士は貴族階級となったのがその一番の証拠である。

されど生物学的及び生態学的には極めて理に叶った生理現象である

人間危機が迫れば迫る程生物学的種の保存法則に則り種の保存欲求が高まる。

そしてそれは種を保存し種を残す側の女性の方が強く出やすいといわれている。

危機的状況に陥った時そういう欲求が湧きやすいのは生物学的には女性の方が多い。

それは女性の方がエロいという訳ではなく生物学的種の保存欲求が強い為である。

これは母性が成せる業でありエロいという事とは又別物である。

性交欲求が必ずしもエロいという訳ではないという事がこれでお判り戴けたと思う。

人間には理性が有りそれを抑える事が出来たが故に精子も卵子もより熟成され良質の優勢遺伝子を遺す事ができてそれが今の人類の繁栄に大きく寄与している。

されどそれも限度物。

今度はそれが常態化されると少子化問題が勃発してくる結果ともなる。

今の人口爆発状態においてはそれも大事とする向きもあるが長期的には減少傾向にある。

局地的には増えていても全体的には人類の数は減少傾向にある。

それも又、人類が自然を破壊し生物が住みにくい星に作り変えた言わば報いである。

生物が住みにくいという事は詰まる所その生物の一人である人間も住みにくいという事。

確かに不便さは成長の糧とも言われるがやはりそれも限度物でそれを超えると種の保存欲求が減る結果になる。

これ以上人類の繁栄を人類自らが閉ざすような愚行はやめるべきであろう。

その為にも自然との共生の道を真剣に模索すべき時が来ていると私は考えている。

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