2013年4月3日水曜日

『多幸論と性幸説』


性幸説とは私の造語であり性善説や性悪説と同じ意味合いであり人は生まれながらにして幸せになるべくして生を受けており幸せを享受出来ない環境に身を置いているならばその環境を改善すべしという論である。

多幸論も我が造語であり読んで字の如く如何に多くの幸を手にいれられるかそれを主眼に論を展開した物である。

意外と思われるかもしれないが感情という物は人間だけが持っている物ではない。
動物は固より魚類や植物、鉱物等無機物すらも持っている物である。

感情とは生物学的及び生態学的には生理現象の一つであり生命維持活動の一つである。
例えば怒り、激しい怒りを持つ事で一時的に生命維持装置が外れ並外れた力を発揮する。
それはそれを行う事で目の前に有る危機を回避する為に必要な物だからである。

例えば喜び、これは細胞活性力を高め寿命を伸ばしウイルスを撃退する力となる。
更に力を増強させ外敵から身を守る力を得る為に必要な物である。

感情とは心が感じる物であるがその元は生物学的な生存反応である。
生存反応である限り所謂”心”を持たぬ物であってもそれがあっても不思議では無い。

だが裏を返せばそれを”心の反応”とするならば全ての存在に”心”が存在するとも言える。
私は寧ろ此方の方を推したい人である。

人間や動物だけに感情があるのではなく地球上に存在している全ての物に感情が有るならば全ての物に”心”があっても何ら不思議はないと思うからである。

例えば物が壊れるという事象をそのお役目を終えたと捉える人がいる。
或いは人間の身代わりに自らが壊れる事で人間の危機回避をしてくれたという人もいる。

少し前京都の東寺で求めた毘沙門天様を初めとした七福神が刻印された木数珠を喪失。
それから暫く運気が低迷したがその後運気は急上昇し今が有る。

知人は私の身代わりに悪い物を全て持ち去りそのお役目を終えたのだと言ってくれてる。
私もそうだと思うしそうだと思いたい。

例えば日本人形等はずっと小さい頃から一緒にいると魂が宿り持ち主が亡くなった頃から髪が伸び始めるといわれている。例えば家も何百年も続く家だと家自身に魂が宿り家人を守ってくれると言う。

私はそれを信じたい。

先も述べたが昨今花粉症患者が多く発生している原因の一つが近年の花粉飛散量の増加にありそれは地球温暖化により花粉の着粉率が落ちた事が原因でそれを上げる為に飛散量が増えたという旨の御報告を差し上げた。

これはあらゆる業種の方々にも賞賛を頂戴し特に生物学、物理学、植物研究者に大きな反響を貰っている。

これも私は植物の”心の叫び”であると認識をしている。

これ以上地球環境を壊さないで、これ以上仲間を殺さないでという切なる植物の心の叫びであると認識をしている。

私は蒲公英を見つけると軽く撫でてあげる。

すると蒲公英は風も無いのにふるふると震えてまるで喜んでいるかのようである。
私は植物や鉱物その他地球に存在する全ての物に心が存在すると信じている。

そしてそれら全ての存在に存在意義がある限り多幸論は適用されるべきだと思う。

今日の国会答弁で”情けは人の為ならず”という解釈の論議がなされていた。
本来的な意味は”情けを人に掛けると巡り巡って自分に戻ってくる”という意であると某国会議員は説いていたが私はこの解釈に私独自の解釈をもう一つ加えたい。

”情けを掛ける存在は人だけでなくその人に情けを掛ける事で人を含む全ての存在に幸が巡り巡ってくる為である”とする解釈である。

今と違いこの解釈が出た当時はまだ神仏を崇拝し自然神の存在を信じていた時代である。
こういう解釈が有っても私は決して間違いではないと思う。

幸せになる権利、そして多くの幸せを享受する権利を持っているのは人間だけではない。
地球上に存在する全ての存在に等しくその権利は存在していると思っている。

地球上の生き物全てが生き易い環境は人間にも住み易い環境の筈である。
何故なら同じ生き物だからである。

それどうか失念されずこれ以上地球環境を壊さないで欲しいと願う。

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