昨今ネット内虐めが大きな社会問題として取り上げられ久しくなっている。
かくいう私も嘗て言われなき誹謗中傷を何度もネット内で受けた犠牲者である。
一部の専門家はネット内における秘匿性の高さがその裏にあると報じている。
確かにそれは否定できない事実だが実際はそれだけではない。
私はネット内虐めの裏に有る物は幼稚性退行心疾患が大きく関係していると見ている。
では幼稚性退行心疾患とはどのような物か?ネットで調べても恐らく出てこないだろう。
それは私の長年の研究により導き出された答えであり私の造語だからである。
所謂精神医学の世界に『退行催眠』というのがあるのはご存知の方も多いと思う。
過去の自分に迄記憶を催眠で辿り現在の精神疾患の原因を探る心理療法である。
実は退行催眠を掛けずとも人の精神はもっと簡単に退行する事が出来る。
それが幼稚性退行心疾患の元である。
先に述べた通りネットは秘匿性の高さから社会的地位や年齢性別地域を誤魔化せる。
裏を返せば普段の社会生活内では実現不可能な事も実現可能であるという事でもある。
ネット内虐めの裏にある根本原因が実は此処にある。
特に成人を過ぎ或る程度の年月が経つと多くの人は社会的責任を負う事になる。
それが社会人になる事であり大人になる事でもあるのだがそれも毎日だと疲れてくる。
すると子供の無邪気さを見て羨ましく思いその頃に戻りたいという気持ちが湧いてくる。
されど実際にその頃の自分に戻る事は物理的にはとても不可能である。
されどネット内なら氏素性を隠してあの頃の自分に戻り好き勝手出来ると思う人もいる。
そして此処からが『幼稚性退行疾患』の恐ろしい所である。
体や知識、経験は大人だが心だけが子供に戻る。
子供は単に無邪気なだけでなくある種の残酷さも持っている事はご存知であろう。
蛙のお腹にストローを差し込んでお腹を膨らませて破裂させ蛙を殺したり蟻を踏みつけにしたり大人が思わず顔を背けたくなるほどの残酷さも又、子供は持ち合わせている。
『幼稚性退行心疾患』の場合、この子供に戻りたいという純粋な気持ちと子供の頃の残酷さが同梱しそれに大人になってからの知識や経験が加わるので余計に厄介になる。
子供が徒党を組んで集団いじめを行うように大人になってもそれが抜けない大人が集団虐めを行う。しかも頭は大人なので言葉も酷くその内容も子供の頃より数倍陰惨となる。
それをやる物は子供の頃実現できなかった思いを実現できるので気持ちが良いだろう。
まして大人となり社会へ出て凡ゆる軋轢の中で自己主張を抑え付けられている者にとってはネット内だけは自分がヒーローになりお山の大将となれる場所なのである。
そうなればもう好き勝手し放題であり大人としての分別や常識等吹っ飛んでしまう。
そしてそういう”大人子供”にお心を酷く傷つけられた者の中にはこの精神疾患を罹患して加害者側に回る者も決して少なくない。
自分もされたのだから相手にもという手前勝手な理論が出来上がるからである。
ではそういう人達を牽制し自制させる手段は無い物か?答えはちゃんとあるである。
先ず『幼稚性退行心疾患』の一番の原因は先に述べた通り”秘匿性の高さ”である。
先ずはこの”秘匿性の高さ”から潰していく。
人間どんなに氏素性を上手く偽っても決して誤魔化せない物が一つだけある。
それが”常態行動”である、つまり”日常生活における無意識行動”である。
先ずネット内虐めを行う者の行動を具に観察する。
するとその者の”常態行動”が見えてくる。それが見えてくるとその者の生活が解る。
生活が解れば性別や年齢、居住区や職種を特定し個人を特定する事は容易である。
これで以前某府警と連携しネット内虐めの首謀者をつきとめた事がある。
次に大事な事は子供にも適用可能だが”存在を認めてあげる”事である。
子供が他の子供を虐める原因の一つは”自己顕示欲”が目的である。
大抵虐められる子は虐める子より何か一つ秀でている物がある。
人間自分よりも絶対的下位にある物には牙を剥かない性質を持っている。
そしてそれは自らの優位性が遺伝子レベルで遺伝子情報に刷り込まれている事に起因している。
人が人を虐める裏にある物は遺伝子工学レベルの生命危機意識が原因である。
コイツを此処で叩いて置かないと何れ自分の身に危険が及ぶ可能性があるという事が遺伝子レベルでちゃんと理解しているが故に人は人を陥れるのである。
それを無くす為にはそのいじめる対象者よりも苛める側が優位性を持っている事を実証的に証明してあげる事である。
その事で心の中に優位性を得た人間は虐める事に固執しなくなり欲求も萎んで行く。
そうする事により長年多くのネット内外のいじめ問題解決に寄与してきました。
今もネット内外の虐めに悩む方々へ、我慢せず先ず相談して下さい。
心の専門家が貴方の虐め問題解決に真剣に取り組み必ず其処から脱却させて見せます。
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