2012年2月28日火曜日

沖縄の米軍基地移設問題について思う事

私が今居る病院の7階の病院の窓からは昼夜を分かたず近くの空自のヘリや飛行機が飛び爆音を響かせている。 一昨日は此処からドクターヘリが離陸し窓から間近にヘリを見る事が出来た。 空に浮かぶヘリではなく等身大のヘリは正直かなり恐怖感を覚えた。 同じ時間院内駐車場に居た母はヘリのプロペラで舞い上がった砂埃で真っ白になって居た(; ̄O ̄) その時ふと先の沖縄の米軍基地移設問題を想起した。 我が街にも米軍基地が有り移設先候補に挙げられていたが知事と市長の堅固な反対により移設案は無くなった。 されど一昨日の様な体験を通し沖縄の米軍基地移設問題は他人事とは思えなくなった。 国民一人一人が私と似たような経験をもしされたとしたら沖縄の米軍基地移設問題は又新たな局面を見せたのではないかと病室の窓を見ながらふと感じた。 — 場所: 山口県立総合医療センター

優しさの形

おはよう御座います。 今日の朝食はお結び、梅干、梅醤、油揚げと野菜の煮物、牛乳以上。 何時も疑問に思うのだがメニューを見て戴ければお解りいただけると思うが大抵副菜及びオプションとふりかけが被っているw 先日も鮭の切り身に鮭のふりかけ、スクランブルエッグにのりたまという感じw 別段其れが不満と言う訳では無い、訳ではないが迷う楽しさは間違いなく軽減する。 さりとてそれを態々取り沙汰す程野暮でも無いw まぁ病院側は病院側の意図があるのだろうから此処は敢えて沈黙を保とうw 閑話休題 当ベットの搬入時母の逆鱗に触れたK看護婦さん。 彼女が深夜勤務の際は何時も朝食は粗直角度で戴かせて頂いている。 勿論病院側の意思には背く行為だが毎日30℃で食べる辛さを考慮されての事。 同じ様に我が担当看護師のナースマンT氏はきっちり角度を守られる方。 されどこれも又私の傷を気遣い早くベットから開放してあげたいという御配慮。 『優しさの形』はそれぞれ違えどそれぞれがそれぞれの考える『優しさの形』で持って接して下さる事に心から感謝である。

2012年2月27日月曜日

忘れ得ぬ御心に感謝m(_ _)m

週1で各病室を回られる通称『D-team』。 その実態は患者さん一人一人の栄養状態を具にチェックし常にベストな栄養状態とし且つ患者さんが円滑に栄養摂取する為日々研鑽を重ねる『栄養のプロ集団』である。 何とその中に見慣れた顔を発見w 此処へ入院し一回目の手術直前ICUで私のお世話をして下さったMEGUMI似の美人ナース。 縁有ってD-teamに招集されたとかw大出世で有るw 私の事も有難い事に御記憶戴けており私に会えるとどきどきされておられたとかw そんなことを言われたら此方もドキドキするじゃないですかw 何時も変わらぬ氏の笑顔と接遇に改めて此処に来て良かったと痛感。 又一つ楽しみが増えましたw 余談ですが双方愛方持ち故艶っぽい話は期待はされぬ様w 年齢差も10個以上有り兄妹的感覚かと。 — 場所: 山口県立総合医療センター

地獄からの解放日迫るw

今日の朝食 お結び、牛乳、磯じまん、オイスター卵とじ以上。 毎朝の婦長さんによる病室巡回で食事時の不便さを訴えましたw 今日は今回のこのベット搬入時に母の怒りを買ったK嬢と私と同じアニオタのS嬢とその二人よりキャリア組の計三名が食事介助にこられほぼ90℃角で美味しく頂きました。 母の二回に渡る暴走を肯定するつもりは全く有りませんがあの時を契機とし場の空気が変わりより患者サイドに立った看護をして下さるようになっった面に於いてのみ母の暴走も時には役立つのかなと思いましたw 閑話休題 上の記事を書き終わる寸前回診がw 普段よりも30分以上早い時刻の回診でかなりあせりiPadを台に不安定に置いた為処置中の若先生の腰に当たり落下w 若先生顔面蒼白に(; ̄O ̄) されど今この記事を無事に書いているという事は大事には至らなかったという事で双方安堵w 考えればこのベットに代わり何時も通常回診より早い時刻の回診で有る事を失念し不安定な位置にiPadを置いた私のミス。 若先生に全く責は有りません。 されど帰り際もかなり詫びたれて居たのが若先生の誠実なお人柄を偲ばせ好印象を更に強めました。 閑話休題 M先生(最高責任者)の裁量により今週末でこのベットからの解放が決定。 何とか精神瓦解前に通常生活に戻れそうですw 通常生活に戻れば散髪もお風呂もリハビリも可能に。 過日地主主任が申されて居た事が現実にw やはり経験に勝る物は無いと改めて痛感しました。

2012年2月26日日曜日

老齢年金問題と楢山節考

最近は6時起きで何時もみのさんの『朝ズバッ』を見ている。 話題として出てくるのは東日本大震災のゴミ処理問題と東北北陸地方の雪害と年金制度問題が主な主軸。 どれも国民の関心が高いものばかりだが事年金制度問題はマスコミの政党政治に染まった誤ったプロパガンダを強く感じる。 その中でも特に高齢化=負担増という傾向が高まっている。 確かに負担増は計算上は事実ではあるがそれも計算の仕方により結果は大きく異なる。 今の報道のあり方が政党政治に操られた『高齢者=悪』という図式を強く打ち出しているように私には見える。 私も両親の祖父母を介護し送った経験者。 されどやはり経験に勝る『知恵』は無く何度も祖父母の『知恵袋』のお世話となり助けられてきた。 父方の祖母は晩年痴呆となり両親家族共々大変な思いであった。 されどやはり逝去の際は父を含め流れる涙を止める事は出来ず寂寥感や空虚感が暫く消える事は無かった。生前は我儘放題で手を焼いたにも関わらずである。血縁とはそういう物では無いだろうか。 今でも母方の祖母が作ってくれたおはぎやお寿司や梅干しの味はしっかりと脳裏に焼き付いている。 それを介護が大変だとか惚けたからと厄介者扱いは如何な者か。 今のマスコミ報道には現政権を叩く為の道具として高齢化や高齢者が扱われている事に激しい憤りを覚える。 今一度『楢山節考』を思い出して戴きたい。 高齢者には『経験』によった『知恵袋』がある、其れは幾ら若輩者が書物で学ぼうとしても無理な『生きた知恵』である。 その若輩者には無い『知恵』をシルバー人材センター等で『知識の蓄積』を行えばそれが利益に繋がり負担減に繋がると信じている。 マスゴミに民が煽られ過ぎてる、自分達も何れ高齢者となる事を失念されないで欲しい。 その時今のマスゴミの間違った報道によりプロパガンダされた『高齢者=負担増』というイメージを自らに向けられた時の虚しさ無念さを考えた時今の報道のあり方を問う声は上がる筈。 政党政治に操られたマスコミ報道に踊らされず『自らの目』で真実を見極める事が大切だと私は考える。

心遣いに感謝

本日の朝食 麩の味噌汁、高野豆腐の卵とじ、漬物、磯自慢、梅干、牛乳以上。 仲の良い看護婦さんの御配慮で何時もより高角度でお食事を戴けました。 何時もはストローでしか味噌汁等水分系は取れませんでしたが今日は片手で持って飲める角度にw まぁ支えが枕のみ且つベットが常に振動しているので段々角度が落ちてくるのはご愛嬌。 そこまで贅沢は言えません。 本来ならば高角度過ぎるのですが食べ辛さを感じる私への御配慮。 感涙の極みにて。 — 場所: 山口県立総合医療センター

常態行動心理を自らで学ぶ

おはよう御座います。 波打つベットに変更して1日半が経過。 ここでも人間の持つ『常態行動心理』を自ら学ぶ事にw 当初はこの上ない苦痛でしたがその苦痛が徐々に軽減されつつありますw ご飯も上手に食べれるようになり寝不足も少し改善傾向にw 閑話休題 上記の心境変化は『慣れ』のせいでもありますがここでも既に知名度が徐々に上がりつつある地主主任の御配慮の賜物でもあります。 今迄輸血用と点滴用計ニ本の針が入っていましたが主任最良で一本にw 脈拍や心拍数、血圧を図る管も除去w 更に大体のこのベットの大体の使用期限を示して下さった事で『先が見えた』為かなりの精神的負担軽減に。 又、朔日母が看護師とバトった話も聞いて下さり過去にも母の様に病院に噛み付いた別の母親が居たとも聞きました。 これも私の心痛軽減の為の御配慮。 正に『主任』という立場に立つに相応しい人格を持った方だと改めて敬服の至り。 やはり私は人に恵まれているなと改めて有難さを痛感した次第。まだまだ道のりは長いですが多くの方々のお力をお借りしてこれからも頑張りますw — 場所: 山口県立総合医療センター

2012年2月24日金曜日

我、生還せり

おはようございます。 無事に手術を終え地獄から舞い戻って参りました(笑) 当初3時間予定の手術は5時間に及び当初予定していた右足から皮膚を取って患部に移植も脇腹からに変更。 昨夜は痛み止め無しではとても眠れない状態でした。 今も未だ寝返りを打つと激しく脇腹が痛みますw 食事は今朝と昼ちゃんと完食。吐き気も無しです。 ベットが夕刻から波打つ奴に変わるらしく恐らく脇腹の漿液対策かと思われます。 ベットの温度が上がるらしく今以上の水分補給を求められましたw 普段水無では生活できない水人間ですがその水人間の私でさえ摂取が大変だなと思うほどですw 取り敢えず無事に生還致しましたので御報告迄にm(_ _)m — 場所: 山口県立総合医療センター

2012年2月23日木曜日

心静かに手術日当日を迎えて…

おはよう御座います。手術日当日を迎えました。 生憎の空模様で肌寒い朝を迎え何時もの様に暖房を強にしてもらいました。 9時までは飲水は許可されているのでしっかり水分補給はして下さいと深夜勤のナースより指示が。 母共々大好きなモデル級美人の私と同世代の高校生の女の子を皮切りに4人の子持ちの美人ママナースさんと余り普段お見掛けしないされど此方も大西ゆかを彷彿とさせる美人ナースが深夜勤組。 顔を拭くタオルを持って来て下さりいきなり大西由香ナースより性格判断を頼まれましたw どこでもセラピストの本領発揮するもこれも又術前の緊張と不安を取り除き心静かに手術室へ送り出そうとするナースの心憎いばかりの心尽くしです。 そういう痒い所に手が届く気配りは感涙の極み。 皆様のお心遣いに報いる為にも手術を成功させ無事に戻らねばなりません。 閑話休題 今日と明日は絶食、飲水は今日の9時迄。 手術は13時より3時間程度を予想。 全身麻酔で患部の縫合手術を行います。 昨夜まで我が頭を駆け巡っていた不安は露と消え今は穏やかな気持ちでいます。 この気持ちのまま術場へ向いたいですね。 前述通り今日明日は絶食故食事メニューの記述はありません事をご了承願いたくぞんじあげます。 後4時間、心静かにその時を待ちます。

2012年2月22日水曜日

皆の思いを劔に込めて見えざる不安という名の敵を討つ

本日の夕飯 どん兵衛鴨南蛮蕎麦以上。(例の如く病院食は母のお腹の中w) 手術前最後のリハビリも無事終了。麻酔科の先生による手術説明も終わり最後の浣腸も流石にここ数日連日飲まされた下剤の効果でお腹はぺったんこ。 便汁のみでした。 頭痛も収まり動悸は未だ有るも麻酔科の先生の診断では脈拍も正常で異常なしとの事。 後は消灯後愛方のエールを貰い明日の手術へ挑むのみ。 未だ完全に見えざる不安が払拭された訳では有りませんが多くの方々の有形無形の御支援を力に変えて頑張って参ります。 — 場所: 山口県立総合医療センター

院内に於ける情報共有の是非を問う

本日の朝食 南瓜味噌汁、厚揚げと野菜の煮物、漬物、ふりかけ、御飯、牛乳以上。 朝は基本パンとコーヒーが自宅スタイル。 されど入院してから和食スタイルも其れなりに良いなと思う。 やはり私も日本人だという事かw 閑話休題 昨夜の準夜勤のナースは麻酔科の先生による手術説明の時間帯がはっきりしないと言っていた。 だが最初に聞いた話では11時から説明があるのでそれまでに母に病室にきていて欲しいと言われていた。 今朝担当看護師のO氏に再尋ねた所やはり当初私が聞いた時間通りで有る事を確認。 病院自体に今迄何の不満も無かったがこういう大事な事はできる限り情報共有し徹底して欲しいと願います。

お父さんに乾杯

おはよう御座います。 余りの寒さに目が早く覚めてしまいナースコールで暖房を入れて欲しいと要請。すると私の担当看護師T氏が久しぶりに登場。 4人のお子を持つパワフルお父さん看護士さんですw 通常の休み明け+忌引き明けで深夜勤務連荘はかなりキツイと申されてましたw されど小枝となり皆が嫌がる我が血管より一発で何時も注射針を通すは彼のみ。 相性が良いのは確かでしょうがやはり彼の腕の高さを物語っていることも確か。 何時も片道1時間以上掛けて御自宅と病院を往復なさっておいでです。 深夜明けで眠い目を擦って居られました。 仕事を間もなく終えて帰宅されます、何事なく帰宅される事を切に願います。

2012年2月21日火曜日

言いようのない不安を抱えて…

本日の夕飯 魚つみれバーグ、御飯、アルジネイトウォーター、小魚煮以上。 閑話休題 25回目の手術がいよいよ明後日に迫りました。 過去23回の床擦れ手術に加え此処へ来て二回目の手術。 一回目は殆ど無意識のまま終わったので不安を感じる間もなく終わりましたが流石に今回は術日が迫ると同時に言いようのない不安に苛まれています。 前回生還率二割を乗り越えたのですから今回は普通の縫合手術故前回と比べてもリスクは桁違いに低いにも関わらずです。 明日は採血に採尿、麻酔科の先生による手術説明に回診、週1のお風呂にリハビリとやることは目白押し。 何時もは消灯ギリ迄居る母も今日は明日一緒に麻酔科の先生の手術説明を受ける為早々にひけました。 後は愛方とSkypeで一時間程度話したら私も早々に休まないと行けません。 ですがこれが中々寝付けないw長い夜が又始まります。 それでも別SNSサイトで長くおつきあいがある方から霊視のご依頼を受けたり看護師のお悩み相談を受けたりと本業も其れなりに忙しかったりしますw まぁ体調に支障が出ない範囲内で少しでも皆さんのお役に立てればと思います。 術後の予定は全く現時点では立っておらず兎に角無事に手術が終わる事を今は願うのみです。

順調に回復中w

私の担当看護士Tナースマンが三日ぶりに登場o(^▽^)o 通常の休み(夜勤明けの二日間)に加えて忌引で更に一日追加。 計三日のお休みを貰ったらしい。やはり担当看護師の顔が見えないと寂しいw 閑話休題 入院後床擦れと左足切断から経口摂取した栄養が体外に流れ出て中々体内に行き渡らず栄養状態は悪いままでしたがアルブミンの値が上がっているらしく手術前に嬉しい報告を受けました。 — 場所: 山口県立総合医療センター

2012年2月20日月曜日

愛溢れる方々に心より感謝

おはよう御座います。 本日30cc採血が有り小枝となりし我が血管より採血が可能か随分心配でしたが横田看護師の腕で一発で採血終了。 余談ですが大学時代好きだった学部のマドンナに雰囲気が似ている方でお愛する度一寸緊張しますw(勿論一つ年上でで3人の子持ちのママ看護師故違う人ですがw)。 閑話休題 昨日母から聞いた衝撃の事実が判明。 此処へ夜搬送され翌日に手術が行われた事迄は記憶にあるのですが実はその後2週間余りICUで懇々と眠り続けていたとかw 今は明るく脱力系の主治医もその時は厳しい表情で『大変厳しい状況が続いています、体温が上がらない』と苦悩されていたとか。 改めて生かされた事に感謝です。 勿論主治医を始め、母やずっと付き添ってくれていた愛方にも心から感謝です。

2012年2月19日日曜日

寒さ厳しき折

おはよう御座います。 今日は朝から肌寒さを感じ暖房を中にする方が院内入院患者に多いとか。 ご多聞に漏れず私もその口でw 最近はずっと6℃台をキープしていましたが昨夜7℃を越え若干鼻風邪ぽくなって頭痛もしたので鎮痛剤を貰い就寝、今朝も若干鼻風邪ぽかったのですが頭痛は取れて体温も6℃前半の平熱に。 手術前となり風邪だけは怖いので気をつけています。 Skypeがipadにもauにもついているので昨日愛方と悪戦苦闘しながらやっとお互いを繋ぐ事に成功。 これで携帯無しでも通話可能に。 まぁお互い多忙を極める身なれば時間確保は困難なれど少しの間だけでも声が聞ければと思います。 今日は日曜日。 皆様方は素敵な日曜日をお過ごし下さい。

2012年2月16日木曜日

心繋いで…

消灯時間を過ぎて電気を消してこの記事を書いていますw 今日は週二回のお楽しみ、愛方の見舞い日でした。 ずっと術後腫れて指に入らなかったペアリングを今日始めて薬指に嵌めて愛方を出迎えました。 お風呂時間からずっと嵌めて居たので当然看護婦やお医者様のからかいの的にwまぁある程度覚悟はしてましたが(笑)。 何時も母が我々の為にパンと珈琲を用意して席を外すのですが今日は愛方がパンと珈琲を準備してくれ、母にパンを買った際引いた籤で当たったサラダボウルをくれました。 こういう細やかな気遣いは愛方ならではと何時も感心しきり。 愛方持参のパンと珈琲を二人で食し談笑中に朝風呂で出来なかったリハビリの先生が来られ愛方の目の前でリハビリ開始w 流石に愛方の前で恥ずかしい姿を晒す訳にも行かずいつも以上に気合いを入れてリハビリに励んだ結果、頑張りすぎて筋肉痛に(笑)。 夕飯も早々に休ませて戴きましたw 明日を置いて土曜日は今度は姉家族と共に又来てくれます。 週二回、少なくとも週1回は必ず家から一時間以上かかる道のりを掛けてここへ来て又一時間以上掛けて帰宅します。 本当に有難いと心から感謝しています。 左足は確かに失い今以上のハンデは背負いましたがそれ以上の物を私は手に入れています。 その手にした物を決して手放さない様これからも頑張りたいと思います。

苦しみの中で見る一筋の光

手術日が近づくにつれて私の周囲もバタバタしてきている。 隔日の採血に採尿、これに毎朝の点滴と検温、血圧測定が加わる。 朝は結構バタバタである。 入院後何度も採血や点滴などで血管を虐めるので血管も徐々に硬く細くなり採血や点滴の際、看護婦、看護師の方々にご苦労をおかけしている。 今日も深夜勤務の地主主任が採血で血管が取れないと苦慮されておられた。 又、大丈夫と解って居てもやはり手術日が近づくにつれ、"見えざる不安"と戦わなくてはならないのは辛い。 普段同胞と共に同胞の中に巣食う"見えざる不安という名の敵"と戦う際は"前線で戦う勇猛果敢な戦士"となる私も当事者となるとやはり馬車内で震える道化師となる。 情けない限りである。 されどそれをナースマンのOさん始め多くの方々が支えて下さる事には深い感謝の念を禁じえない。 後1週間余りだが彼らがくれた"思いを"胸に頑張りたい。 閑話休題 今日は週1のお楽しみ、お風呂の日である。 入院患者に取っては至福の時である。 加えて今日は午後から愛方が見舞いにきてくれる予定である。 いつも週末で姉家族と見舞いが被り余り話す時間がないが今日は姉夫婦が来れないので邪魔も入らずゆっくり話せるのは嬉しい。 まだまだ問題はこれから様々に発生するが私を支えて下さる方々と共に一つづつ問題解決へ向け邁進して行きたいと考えている。

2012年2月15日水曜日

求める物、求められる物

本日は月一のパン食の日。食パン、炒り卵、醤油、オレンジマーマレード、牛乳という構成。これに生野菜サラダと珈琲が欲しい所だがそれはわがままという所wパン食が出るだけでも有難い。 今日の深夜勤は私が好きな岡本ナースマンと地主主任(これが本名だというから日本の苗字は面白い)。今朝婦長さんが例の24h叫び続ける二名の奇行を詫びに来られた。されどそれは個々人の問題で有り病院側に責は無い。病院側も充分苦慮されて居られる事は重々承知している。もう既に子守唄代りの感覚となりつつある。患者側も譲歩出来る事は譲歩し耐えるべき事は耐える姿勢も大事ではないだろうか。病院経営はスタッフのみならず患者がいて始めて成り立つ。中には変わった者が居てもそれは致し方のないこと。此処まで徹底した看護をしてくださる以上。患者側もある程度の努力はすべきではないか。

2012年2月14日火曜日

人事が万事塞翁が馬

こんばんわ。今日主治医から23日の手術の具体的な説明が有りました。手術は概ね三時間。足と背中から筋組織を平たく伸ばして患部に皮膚移植するらしくやはり手術自体はある程度のリスクを伴うとの事。しかし床ずれの方は現在手術の必要は無いらしく三度目は無くなりましたwされど義足は大腿部が無いので無理らしく今後は如何に座位を保つかの話に術後はなります。上手く行けば5月の連休前には自宅に戻れる可能性も出てきました。今は毎日のリハビリと食事による栄養摂取に全力を注いでいます。先月末の請求書が次々と届いていますが先月は無収入だったのでその対応に頭を悩ませていますw明日年金が入るので一部はそれに当てれるのでまだ助かりますがw兎に角今は生きることに全てを掛けたいと思います。

2012年2月12日日曜日

涙も枯れて…

この病院に入り一ヶ月が経過しました。母も愛方も左足切断という事実を未だ心が受け入れられず未だ涙に暮れ後悔の念に苛まれて居ます。愛方と病棟で始めてあった2週間前(其の前迄ICU(集中治療室)にいたので身内以外は入室禁止なので)。愛方は私が元気で笑顔で迎えた事をとても驚いていました。もっと落ち込んでいるかと思ったそうです。でも母も愛方も私の涙を知りません。一般病棟に移った最初の夜。母も帰り看護婦の見回りも終わった後、枕で声を殺して朝迄嗚咽しました。此処は7階。窓から飛び降りたら確実に死ねる。なぜ私だけこんな目にと泣き腫らしました。されど母や愛方やFBで応援して下さっている方々の事が目に浮かびしねませんでした。明くる日顔を拭くタオルが配られ真っ赤に腫れた目を冷やし母を笑顔で迎えました。その時私の涙は枯れました。それ以降人前で未だ一度も涙は見せていません。恐らく退院してもそれは変わらないでしょう。私は弱い人間です。されど私の事で誰も涙して欲しくない。悲しむのは苦しむのは私一人で充分。だから私は負けません、私を愛し必要とする人が一人でもいる限り笑顔で頑張ります。

心配りに感謝

おはよう御座います。 本日は酢の物と梅干しと海苔佃煮と野菜味噌汁とご飯と言う今のお腹を痛めている私には嬉しい腸を締めてくれるメニュー構成。こういう心配りをして戴けるのもこの病院の売りの一つ。 加えて私は茸全般が受け付けない体なので茸類は全て外して貰っている。こういう小さな心配りはとてもあり難い。 今日も美味しく戴きましたm(_ _)m

2012年2月11日土曜日

思いを力に変えて

御無沙汰しています。先日のお風呂前に飲んだ下剤の効果がまだ切れず、お腹が安定しませんw今日も愛方が来てくれました。姉ファミリーもwかなりの大人数でワイワイガヤガヤでしたが普段が母と私だけの生活ゆえ大人数の生活に馴れておらず加えてお腹が安定しないのでかなり疲れましたw今日は眠剤のお世話にはならずにすみそうですw 少し早いですが愛方も平日は此方には仕事で来れないので今日バレンタインチョコを戴きました。有名なデメルです。姉と姪からも戴きました。毎年こうしてチョコをくれる人が要る事が有難く思います。段々手術日が近くなりやはり緊張は隠せませんが今日戴いた"思い"を力に変えて頑張ります。最近はリハビリも機能回復から筋トレにメニューが変わり手作りのエキスパンダーとバーベルで筋力トレーニングをやっています。復帰へ向け私自身も頑張っています。

2012年2月10日金曜日

日本人なら日本食w

今日はは昨日とは真逆の日本食。ご飯、野菜味噌汁、青菜漬物、海苔佃煮、肉じゃが以上。やはり日本人だなと思う瞬間である。

長い夜w

昨夜はお爺様の雄叫びも無く静かな夜でした。 最初に愛方がきた日、ナースマンの一人、田丸氏が『今日は久し振りに彼女さんが来て昂奮して眠れないだろうから』と事前に眠剤をくれたのは先週の話。 まさか今週は三回目だから大丈夫だろう早々出会ったばかりの新鮮カップルでも無く既に8年も付き合っているのだからと高を括って居ましたがやはり岡本氏(今一人のナースマン)が脈を図ると早鐘のように脈を打つのが早いw 加えて浣腸液と下剤の効果でお腹がゴロゴロして眠れない。結果今日も眠剤の御世話とあいなりましたw 閑話休題 どうも1日の尿量が少なく現在手術へ向け蓄尿しているので水を飲む量を増やして欲しいとナースマン二名より要請がw 確かに元々余り水を飲まない人が入院後行動範囲がベットの上のみなので余計に飲む量が減っていた事は事実。 今日は朝から母の差し入れのカフェゼリーを戴き生茶を飲み飲料を増やしているw

2012年2月9日木曜日

人生最高の一日に

人生42年目にして初、病院の湯船に浸からせてもらいました(前回はかけ湯のみ)。 ベットのまま湯舟に浸かれる事に先ず感動。 スタッフが垢すりの如く1週間の汚れを3人掛で除去して下さりツルツルピカピカに。掌の皮がポロポロ剥けて酷い事になってましたがそれも一気に解決。 加えて今日は仕事が午前中で終わったらしく午後の昼食後突然愛方来訪w夕方迄色々話してました。 昨夜飲んだ下剤と今朝お風呂前の浣腸が効かず便の出が悪くお腹がゴロゴロして気持ち悪い事を除けば最高の一日と成りました。

安らかなる眠りをw

おはようございます。本日は週二回のお風呂日。看護師三名医師一名計4名の医療スタッフで全身を綺麗にしてくれます。正に辛い入院生活にあって唯一の至福の時。我が階には24h叫び続ける御老体が二名居られ安眠を妨害されますw 回診の際、主治医の話の種になるほどこの二名は有名w昨夜も安らかなる眠りを妨害され久しぶりに眠剤のお世話にw 今夜はゆっくり眠剤を使わず眠りたいw

2012年2月4日土曜日

地獄からの奇跡生還

御無沙汰しています。致死率80%以上と言われ手術前に私と母に『覚悟はして置いて下さいと言われ夜中に救急搬送された『防府医療センター』で夜中の大手術から1週間余りが経過。ガス壊疽と言う聞き慣れぬ病に犯され本当に今回だけは親子共『死』を間近に感じました。右足切断と言う更なるハンデは負いましたが何とか峠は越えたと先程主治医から報告が。今は次のポケット褥瘡治療の為菌を殺す点滴と極限迄落ちた筋力回復リハビリ、失った声を取り戻すべく発声練習と毎日それなりに忙しくしています。今は生存可能率が致死率を超えました。余りガス壊疽で助かった人は居ないらしく先生も『奇跡』だと。先ずは皆様にご報告をと思う次第。