常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年2月26日日曜日
老齢年金問題と楢山節考
最近は6時起きで何時もみのさんの『朝ズバッ』を見ている。
話題として出てくるのは東日本大震災のゴミ処理問題と東北北陸地方の雪害と年金制度問題が主な主軸。
どれも国民の関心が高いものばかりだが事年金制度問題はマスコミの政党政治に染まった誤ったプロパガンダを強く感じる。
その中でも特に高齢化=負担増という傾向が高まっている。
確かに負担増は計算上は事実ではあるがそれも計算の仕方により結果は大きく異なる。
今の報道のあり方が政党政治に操られた『高齢者=悪』という図式を強く打ち出しているように私には見える。
私も両親の祖父母を介護し送った経験者。
されどやはり経験に勝る『知恵』は無く何度も祖父母の『知恵袋』のお世話となり助けられてきた。
父方の祖母は晩年痴呆となり両親家族共々大変な思いであった。
されどやはり逝去の際は父を含め流れる涙を止める事は出来ず寂寥感や空虚感が暫く消える事は無かった。生前は我儘放題で手を焼いたにも関わらずである。血縁とはそういう物では無いだろうか。
今でも母方の祖母が作ってくれたおはぎやお寿司や梅干しの味はしっかりと脳裏に焼き付いている。
それを介護が大変だとか惚けたからと厄介者扱いは如何な者か。
今のマスコミ報道には現政権を叩く為の道具として高齢化や高齢者が扱われている事に激しい憤りを覚える。
今一度『楢山節考』を思い出して戴きたい。
高齢者には『経験』によった『知恵袋』がある、其れは幾ら若輩者が書物で学ぼうとしても無理な『生きた知恵』である。
その若輩者には無い『知恵』をシルバー人材センター等で『知識の蓄積』を行えばそれが利益に繋がり負担減に繋がると信じている。
マスゴミに民が煽られ過ぎてる、自分達も何れ高齢者となる事を失念されないで欲しい。
その時今のマスゴミの間違った報道によりプロパガンダされた『高齢者=負担増』というイメージを自らに向けられた時の虚しさ無念さを考えた時今の報道のあり方を問う声は上がる筈。
政党政治に操られたマスコミ報道に踊らされず『自らの目』で真実を見極める事が大切だと私は考える。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿