常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2015年2月12日木曜日
躾に対する常態行動心理学的有効活用について♪
本日のテーマは『躾に対する常態行動心理学的有効活用』について。
我が元にはお心を患われた方々ばかりが来訪される訳ではない。
実に様々な悩みを抱えた方々がとても多く来訪される。
昨日も偶々セラピールームとして地元で使っている山口グランドホテルで大規模な就職説明会が行われていた。
私が利用しているホテルは我が町で一番の大きさと設備を兼ね備えている為に結婚式やセミナー、ディナーショー等様々な用途に使われ毎日フロントの今日のご案内掲示が空白であった事は一度もない。
その会場で出会った三名の就職希望の若者と喫煙所で出会い僅かだがお話を差し上げた。
最近の若者の中にはやりたい事が見つからず取り敢えず就職説明会に来たとする若者が目立つ。
だが私の経験上は己がやりたい事を明確にして就職説明会に臨む方が得られる結果が大きい。
先の若者もそういう感じだったので私の経験談を交えてお話を差し上げとても参考になったと喜ばれた。
彼ら彼女らを見ていると親の姿が解る。
親御さんも又、その親御さんが敷かれたレールの上を通ってこられたのではないかと推察される。
そういうお子さんは素直に育つが情熱や野心に欠け就職してからサバイバルゲームに勝つ事はとても困難となる。
昨今の犯罪率の増加の影にこういう背景がある事を語る心理学者が少ないのはとても残念である。
ではどうすれば良いのか?
幼少期から常、子供に刺激を与えられる親であれば良いのである。
と言っても体罰を加えろと言う訳ではない。
子供が何を欲し何を拒むかを親はきちんと把握し子供が親の躾に従った時は子供が好む事をしてあげて、親の躾に背いた時は子供が嫌がる事をしてあげる事。
泣けば面倒臭いから抱っこして頭を撫でてあげるでは駄目である。
時には泣く事が己の不利益に繋がる事を教える事も大事である。
20年以上前の話だがそういう間違った親御さんの教育方針に悩むお子さんが近所にいた。
私は遠隔操作セラピーにて先ずお子さんを変えてそれにより親御さんの教育方法を変えていくと言う逆転の発想にてお子さんの悩みを解決に導きその後彼は今現在教員としての道を歩んでいる。
恐らくあのまま放置していたら或いは犯罪に手を染めていたかもしれない。
未然にそれを防ぐのも我々心理職の務めである。
今後も私はこのように未然に社会悪の種を根絶していきたいと考えている。
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