常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2015年2月28日土曜日
常態行動心理学的不安払拭法について♪
本日のテーマは『常態行動心理学的不安払拭法』について。
現代は時間との戦いですは某クイズ番組の冒頭の台詞。
されど現代は又、不安との戦いの連続であるとも言えます。
人が不安を感じる感じ方は二種類有ります。
直接型と間接型。
例えば何かショックな事がありそれが原因で不安になるのを直接型不安と言います。
翻り第三者の物凄い不安を五感で感じ、それが伝搬してきて感じる不安を間接伝搬型不安と言います。
今、世の中に蔓延しているのはこの間接伝搬型不安の方です。
毎日新聞雑誌、目に飛び込む、耳に入る情報は今、不安定な物に溢れています。
事件や事故、株価や物価等常、流動的で動いています。
実はこれ経済速度と密接な関係があります。
解りやすく言えば高度経済成長前と高度経済成長後では明らかに高度経済成長後の方が人々の不安は増えています。
それは戦後間もなく復興の為に昼夜を問わず働き戦争の足跡も徐々に消えて豊かな生活を送れるようになる。
三種の神器と呼ばれる、冷蔵庫、車、洗濯機も手にする事が出来た。
されど人間の欲望には限りがありません。
それは又、失う恐怖との戦いの始まりと言い換える事が出来ます。
特に悲惨な戦争体験をしているだけに又、あの時代に戻りたくないと言う不安が頭を掠めます。
高度経済成長期はその不安を働く事で解消していたのであれだけの経済成長率を果たす事が出来ました。
されど戦後50年が遥かに経過し、戦争を生で経験した人が居なくなると戦争に対する不安は消え、今度は目に見えない経済に対する不安が増えてきます。
人間は自分の範囲内の不安は何とか自分の手で解決できますが自分の範囲外の事には手が出せないので不安は増大します。
それが不安神経症や神経過敏、自律神経失調症や総合失調症の温床となります。
ではどうすればよいのか?
それは不安がある事を認知し、それがあるからこそ頑張る材料がある事を認知し、己の持つ自己の多面性を知る事でそれら不安に打ち勝つ事が出来るようになります。
それで私は多くの上記疾病患者を感知に導いています。
不安を感じられる自分を誇りに思いましょう。
感知できれば必ず打開策はあります。
感知できなければ敵の正体すら掴めず攻撃を受けるのみになります。
その事を忘れないで下さいね。
今日も元気に頑張りましょう。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿