常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2015年2月23日月曜日
常態行動心理学的マーケティング術について♪
本日のテーマは『常態行動心理学的マーケティング術』について。
例えば売り上げ増を考えてマーケティングをすると仮定します。
この場合、上中下それぞれ層が分かれます。
それぞれ増資をしたいという考えは同じ。
されど増資額や方法論が層により異なる。
勿論上に上がる程増資額は増えます。
方法論は上に上がる程守りに入ります。
下に下がれば増資額は少なくなります。
方法論は逆に攻めに転じます。
こう考えると中間層が一番の攻め場所だと考えますが実はそうではありません。
中間層でマーケティングした結果を上下層に実は活かせるのです。
此処からが常態行動心理学的分析です。
マーケティングは実は数字には現れません。
マーケティングは実は言葉に現れます。
数字は嘘をつきませんが人は嘘をつく。
ならば目を向けるべきは数字ではなく言葉。
言葉にこそ数字の裏に隠れた真実がある。
マーケティングに大事なのはデータです。
そのデータが生で精緻である程価値がある。
だが普通に調査しただけでは生で精緻なデータは揃いません。
相手に生で精緻なデータを出させる為にはいての心理を利用する必要があります。
或るマーケティング会社から以前マーケティングの依頼を受けた事があります。
知人のマーケッターが私の事を話したら興味を惹かれたらしいのです。
ある業種のマーケティングを頼まれました。
大抵は数値を見ますが私は人を見ました。
すると数値では解らない事が解ります。
その事を踏まえてマーケティング資料を作成し先方に報告しました。
先方はこれまでにないマーケティング手法にとても驚かれるもそのデータの持つ精緻性にとても喜ばれそれを元データとして事業展開し見事成功を納められたとの事。
実はマーケティング術にも常態行動心理学は使えるのです。
此からも私は常態行動心理学という武器を様々な業種に役立てるよう努力をしていく所存。
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