常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2015年4月25日土曜日
常態行動心理学的人間関係振幅論について♪
本日のテーマは『常態行動心理学的人間関係拡幅論』について。
先日某Ameba blogのブログネタを見て呆れ果ててしまいました。
大抵のAmeba blogのブログネタは心理職の立場から見るとまともな神経の人が書いているとは到底思えずそういう人間がライターとして働ける時点で日本と言う国は本当に平和な国なのだとつくづく痛感します。
訴訟大国アメリカならば彼ら彼女らの記事はその記事の対象となる多くの方々から告訴され企業の存続自体が危ぶまれる事は必至。
つくづく日本に生まれてよかったねとライター諸氏には申し上げたい。
彼ら彼女らがやっている事は所謂『Categorized Harassment』である。
殆どの記事は何らかのCategorizedが成されており更に警告文である場合が殆どである。
だがそもそもそのCategorized事態に誤りがある。
第一にこのCategorizedはどの場所でリサーチしどのような集計がなされているのか?
読者には明確化されていない。
恐らく都内在住者へ無作為抽出によるアンケート調査を行いその集計を取っているか?或いはAmeba読者へ無作為抽出による集計を取っているか?のどちらかであろう。
だがどちらも求められる結果は明白である。
集計を取るまでもなく結果は見えている。
そもそも集計結果は先ず結果ありきである。
結果からその結果に沿うデータを集める。
データ分析による集計結果ではない。
その事を多くの人は誤解している。
更にCategorizedされる範囲が狭すぎる。
それでは正確な値が出なくて当たり前。
それをさも伝家の宝刀の如く見せる行為はある種の詐欺行為に等しい。
表題にある人間関係振幅論もその一つ。
近づいていけない人のCategorizedがある。
近づかなくても良い人に人は近づかぬ。
だが実際は近づきたくなくとも仕事上やむ無く近づかねばならない場合の方が遥かに多い。
ではどうするのか?その答えは書いてない。
我々心理職は近づきたくない人に近づかなければならない人にどういう風に近づいたらその人の逆鱗に触れないかを御伝授差し上げる。
嫌だから避けるでは問題解決には至らない。
此れでは幼児の理論と同じである。
大人は嫌いだからと逃避してはいけない。
寧ろそうならない事態を作る事が大切。
人から避けられる人が何故避けられるのか?
その原因を突き止め改善方法を模索する。
其を言葉で教えるのではなく行動で示す。
つまり場を変える訳である。
其を人は五感で感じとり言葉ではなく行動から学び其を覚えていく。
子供が大人の言葉からではなく行動から学びを得るのと同じである。
昔の師弟関係も又、同じであった。
師匠は言葉で語らず態度で弟子に示す。
弟子は師匠の態度から多くの事を学ぶ。
それを言葉ではなく行動から学び取る。
それが日本の伝統芸能の伝承様式である。
日本人が日本人である為に大事な事。
それは問題から逃避せず解決する事。
四方を海に囲まれて逃げ場のない国土をもつ国に生まれた民族がその気候風土から学び得た処世術である。
今一度日本人は日本人らしい生き方に立ち戻り日本人らしい問題解決をするべきである。
日本には日本のやり方がある。
何でもかんでも西洋式に頼るべきではない。
私はこれからも日本式様式により多くの問題解決に悩める方々をお導きしたいと考えている。
今日も元気に頑張りましょう。
本日は日本様式の話なので日本語で。
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