常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2015年4月28日火曜日
常態行動心理学的同族主義が齎す新たなnaverfootcomplexについて♪
本日のテーマは『常態行動心理学的同族主義が齎す新たな naver foot complex』について。
平たく言えばご近所トラブルの変容。
昔のご近所トラブルと言えば我が家も被害者になった事がありますが自分の家よりもよい生活をしている人に嫉妬をして嫌がらせをする事が昔はご近所トラブルでした。
されど最近そのご近所トラブルにある種の変容を見て取るようになりました。
その主役は社宅及び集合住宅住民方々です。
この二つにはある種の共通点があります。
其れは極めて同族主義的である点です。
社宅の場合大抵ご主人は同じ会社に勤めている方々が多いのが通常です。中には其処から遠い営業所勤めの方も居られますが大抵は同じ会社内に勤めている事が殆どだと思われます。
集合住宅の場合も大体同じ。
職種は違っても収入的格差は余り無い。
すると此処で二つの感情が芽生えます。
一つは細胞学的な危機意識。
一つは民族学的な同族意識。
実はこの二つの相反する意識の違いが昨今のご近所トラブルの大元だと言えます。
前者は今迄と同じなので理解が叶います。
同じ会社でも階級が違い収入が違う。
同じ会社でも部署が違い収入が違う。
そうなると奥方は生物学危機意識を持つ。
勿論収入の多い方へ人の目は向きます。
するとその分自らの生命維持力は落ちる。
其れは人間の根元的欲求が認知欲求だから。
人は人から認められて人となり得ます。
収入の多さはその認められる尺度の一つ。
故に其れを持たぬ物は認められないとなる。
それ故に認められる者に嫉妬をする。
今一つが民族学的な同族意識。
これが新たなご近所トラブルの大元。
長く社宅や集合住宅にいると場の共有率が高まります。同じ学校に子供が通う、同じ料理教室に奥様方が通う、同じ趣味講座にご主人が通う。
これらは全て民族学的同族主義が為せる業。
同じである事で己の存在を滅し目立たなくさせる。すると周りから攻撃を受けなくなる。
極めて日本人的思考性と言うべきです。
所がこの同族意識が突如変容します。
相手と自分の物の区別がつきにくくなる。
其れは物だけでなく人も同じです。
『金妻』に代表される不倫ドラマ。
その元が実はこの同族意にあったのです。
人の物と自分の物の区別がつかなくなる。
人のご主人が自分のご主人に思えてくる。
これも極めて生物学的反応です。
生物はより多くの刺激を欲します。
多細胞生物は細胞刺激により生きています。
人間も多細胞生物の一種です。
故に常に刺激をほっします。
長い間同じ空間に人がいると刺激が減る。
されど其れを一歩出れば別な刺激がある。
しかもとても近い場所にそれがある。
なれば其処に手を伸ばすのは自然の摂理。
法的違法性を除けば極めて理に叶う行為。
細胞学的にはとても整合性の高い行為。
されどそれがご近所トラブルの元となる。
下手をすれば事件性に発展する場合もある。
其れを回避する為にはどうすればよいか?
其れは自己の持つ多面性に気付く事。
己の中に眠る引き出しの存在を知る事。
そしてその引き出しを開ける事です。
そうすれば中に貴方が求める刺激がある。
貴方の中に刺激があれば外には求めない。
故にご近所トラブルも回避が出来ます。
私はこの方法でこれまで多くのご近所トラブルを解消してきました。
これからも私はこれらの方法を用いて様々なご近所トラブルの解消に努めて参ります。
今日も元気に頑張りましょう。
本日は日本的話なので日本語で。
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