2010年12月2日木曜日

多様性と関連性の心理学~或いはリンクの心理学~

過日新しく我が”家族”となられた方に大変お褒めのお言葉を頂戴した。
先生のように”○○と××を関連付けて考えてくださった方は初めてです”と…。

私の中ではその時若干の疑問符が浮かんだ…”何故この二つが関連付けられないのだろう…”と。
確かに単面的思考性でこの二つを関連付ける事は難しい事と思う。

だがそれらを多面的側面から思考すれば結び付ける事はとても容易な事である。
そしてそれこそが我々の仕事であると言っても過言ではない。

私は以前人材派遣の会社をやろうと考えていた時期があった(今も個人ではやっている)。
それは我が元に来る同胞を会社へ入れて欲しいからであった。

確かに彼ら・彼女らは”心を病んでいた人”達である(あくまでも過去形)。
しかしそれは余りにも周りに無理解な人たちが居たからに過ぎない。

もし彼ら・彼女らの周りにもっと多くの理解者が居てくれさえすれば彼ら・彼女らが心を病むことは決してなかった。
つまり彼ら・彼女らは”異常者”ではなく”犠牲者”な訳である。

だが、経歴の欄にそれらを見つけると大抵の企業はそういう人の入社に難色を示す。
そういう方々の”お墨付き”を私が与え入社させていただくという物である。

事実この我が”お墨付き”でかなりの人を過去入社させ或いは起業させてきた。
今もそれらの人道支援は続けているし今後も続けていきたいと思っている。

その際に最も重要な事が表題にもある”多様性と関連性”である。
その人の持つパーソナリティーの多様性、そしてその多様性でもって御社に与える利益との関連性。

それらを人事担当の方や或いは社長に直談判し採用願っている。
相手にきちんと”理解”して貰えば採用を得ることは難しい事ではない。

実際それで私はある一定以上の実績を誇っているからだ。
故に就職に挑む生徒や就職浪人生の面倒を見た事もある。

人間の持つ多様性と関連性、これらはつい蔑ろにされがちで有る。
だがそれこそが人材発掘の鍵であり産業社会における生産性、創造性の発掘であると思っている。

一見すると何の関連性もなさそうな所に関連性を見出す、そしてそれらの持つ多様性を示す。
その多様性でもって得られる利益、与える才を訴えれば”求める”人材から”求められる”人材へと変貌を遂げる。

或る会社でメンタル疾患で首を切られた某氏は我がセラピーを受けた後更に前の会社よりも知名度も待遇も良い所へトラバーユする事に成功。しかも自らが”求めた”のではなく相手側から”求められて”の事である。

まだまだ日本には素晴らしい人材が多く眠っている。
それらを揺り起こし日本の発展に寄与させるのも又我が使命である。

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