郵政民営化となり随分時が立った。
民営化を自らの政治生命を賭け断行した時の総理は既に政界を去り後に続く者達も次々と総理の職を途中放棄した(私には試合放棄をしたとしかどうしてもみえない。)
しかしそれでも郵政民営化事業はその実りを徐々に付けつつあるようだ。
過日当日記でも土砂降りの中博多駅前郵便局からびしょ濡れになって博多駅に戻った旨は既にこちらでも寄稿させて戴いた。
今日はその後日談。
その郵便局へお金を下ろしに行った時の事。
窓口に居られた案内係の方が『先日は大変な雨でしたが大丈夫でございましたか?あの後案じておりました』と申して下さいました。
既に数週間も前の事。
私の方が失念していた程である。
その心配りが堪らなく嬉しかったです。
別ブログで土砂降りの時のそしてそれ以前からの博多駅前郵便局の接客の妙については書かせて戴いておりその旨案内係の局員さんにお伝え申し上げた。
こういう事はきちんとお伝えした方がより励みになると考えた為だ。
すると近くに局長様が居られご挨拶に来られた。
とても満足げなしかしちょっとはにかんだような笑顔はまるで少年の顔その物であった。
真心が伝わる瞬間であった。
その後無事に仕事を済ませ散髪前に先ず腹ごしらえと福岡天神三越5階に有るキハチカフェへ。
(本来ならば仕事をする前に散髪はする物だが地図ルート上からだとやむをえない措置であった)
キハチカフェは博多へ来る際必ず立ち寄る私のお気に入りのお店。
キハチカフェは九州にもう一店舗小倉にもありこちらも私たちは常連である。
店長以下スタッフのきめ細やかで痒い所に行き届くサービスは東京にある本店以上。
今日も三越誕生祭スペシャルプレートを注文するも中に茸のスープが^^;
秋と言えば松茸を始めとする茸のシーズン。
メニューにあって当然ですが私は残念ながら茸は食べられません( p_q)エ-ン
故に詫びながら残させて頂きました。
当然残すのは此方の身勝手であり店側に否などあろう筈もありません。
しかし店長が飛んできて何と季節のフルーツsherbetにチェンジして下さったのです。
しかも会計時”気づかなくて済みません”と一礼をされました。
正に感激の一語です。
このきめ細やかなサービスがあればこそ名店の名を轟かせて居るのだと改めて痛感した次第。
何時来ても満席に近いのも頷けます。
その後は三越へ移動。
此処でも以前三越店の事ではないお店の事をお尋ねした際嫌な顔一つせず一生懸命インターネットまで使ってお調べ下さった私にとっては博多天神三越イチオシの受付嬢が居られた。
礼には礼を以て接すべしが亡父の教え。
例えそれが職務上の事だとしても礼にはきちんと返すが常道。
故にその件があった数日後御菓子箱を携えお礼に参りました。
その事があったからか?それとも元々なのか?それ以降も会う度に色々お話をさせて戴いている。
既に受付嬢とお客と言う立場を越え半分お友達感覚になっている^^;
昨日も我が愛方より贈呈されし帽子とサングラス(帽子はバーバリー、サングラスはコーチ)を絶賛。
折角彼女から戴いた物を腐されたのでは気分が悪いが褒められれば面映い^^;
恐縮しながらも得意満面で店を後にする事が出来た。
こういう決め細やかなサービスを出来るか否か?それは何も接客業に限った事ではない。
我々医療従事者にも同じ事が言える。
”病気を治してやる”ではなく”病気を治させて戴く”という精神なくして医療は成り立たない。
ふんぞり返って上目遣いに物を言う医者に私は絶対自らの体を診て欲しくない。
優しい笑顔で腰を屈めて一生懸命診てくれる医者の下へ私は行きたい。
私自身がそう思うのだからきっと他の患者さんも同じように考えておられると私は思う。
自信と過信は違う。
自信の無い医者は嫌だが自意識過剰な天狗医者はもっと嫌である。
私も医療従事者として慢心だけはすまいと常自らを鑑みている。
何事に於いても真心に勝る物は無いと思う…。
はじめまして
返信削除とても真にせまったブログですね。
心に響きました。
きめこまかなあサービス。
ビジネスにおいて当たり前でありながらなかなかできているところは少ないなかで、そういったところの話は、自分にとっても参考になり、また勉強になります。
お客様は商品を買うのではなく、満足を買うという言葉を営業時代学びましたが、改めて思い出させていただきました。
とてもよいブログですね。^^
こんにちは(*^-^*)
返信削除瀬木さんは、活動の中で、
異業種交流もなさられているそうなので、
Taishiさんの琴線に触れられた様に、
御互いに善き影響を与えあえる様な気もします。
私も瀬木さんの記事を好きですが、
御専門記事と関連する事柄にも、
造詣の深さが感ぜられます♪
それでは(*^-^*)/~~~
>Taisiさん
返信削除始めまして、早々のコメを賜り恐縮に存じます。
過分なるご評価を頂戴し恐縮の至りに存じます。
私自身元自社(父の経営する建築会社)の宣伝部部長職に身を置きお客様とじかに接する機会が多かったのでより接客の妙は気になります。
その際大事なのは”売ってやる”ではなく”買って頂く”と言う姿勢。
されどお客側の態度として”買ってやる”というあまりにも慇懃無礼に過ぎる方はお引取り願いました。
買い手も売り手も同等の立場であるが持論。
余りにもお客風をふかし売値の半値以下交渉には流石に私も応じられません。
逆を言えばきちんとしたお客様にはこちらも誠心誠意尽くさせて頂きました。その時付いて下さったお客様は私が自社を去った今もご贔屓にして頂いております。
つまりは”心”であると考えます。
>yumiko-marquezさん
返信削除此方も過分なるご評価を頂戴し胃の痛む思いにて^^;
私自身セラピストとなる前に様々な職業を経験しその経験が今のセラピストとしての礎となり糧となっていると確信します。故によりダイレクトに同胞の心の琴線に触れる事が出来るのかな?とも思っています。
造詣が深いというか荒唐無稽というか^^;
とりあえず自分が出来る事を精一杯させて戴く。
我が使命はそれのみと考えております。