2011年2月23日水曜日

”口説く”と”惚れる”の心理学~或いは心理職に求められる本当のスキルとは?の心理学~

私は多くの人より”口説き上手“と言われる、大変光栄の至りであり私自身否定する物ではありません。
されど大変残念ながら”惚れさせ上手”ではない、誠に以て遺憾ではあるのだが(笑)

『口説き落す=惚れる』と多くの方は認識されておられるようであるが(所謂社会的認知という奴)実は違う。
私の中で『口説き落とす=心を開かせる』『惚れさせる=好きにさせる』と言う明確な違いが有る。

私は一心理職の人間として”口説き落とす=心を開かせる”事は得意だが”惚れさせる=好きにさせる”方のスキルは皆無と言っても過言ではない^^;。40年間で付き合った彼女が今の愛方を含め二人しかいないというのがその唯一の証拠である(笑)
もし私が『惚れさせ上手』なら今頃ウハウハな生活を送っている筈(笑)されど愛方が居ない時の侘しさなんざ人様には見せられないw

『口説き落とす=心を開かせる』には『心の琴線を響かせる』事が一番である。
その為に大事な事は”具にその人の事を観察する”という事であり、これは専門職の私でなくても出来る事である。

事実、我が愛方は専門職の人ではないが私以上に私の事に関しては精通しており恐らくその精通振りは唯一無二であろう。
40年片時も離れなかった我が母ですら愛方の私通には適わないと言うのだから本物である^^;。

”愛を以て接し愛を以て見る事”それが”心の琴線”を響かせる唯一の方法であると私は思っている。
老若男女を問わず”全ての存在に愛を以て接し愛を以て具に見る”その事により”見えざる心”が見えてくると私は考えている。

”見よう”とする事、”解ろう”と努力する事、そして何より”愛で以て接しようとする事”。
それが心理職にとってもっとも求められるスキルであると私は考えている。

小手先のテクや知識や難しい単語を幾ら並べた所で所詮は”付け焼刃”。
本当に”口説き落とす=心を開かせる”事は不可能だと考える。

私はこれからも”口説き上手”でありたいと願う。

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