2011年4月14日木曜日

非可逆性の心理学~或いは『出来ない』は『出来る』の心理学~

我が元へ来られる多くの方々は最初『出来ない』と思って我が門を叩かれる方がとても多い。
自分自身で『出来ない』と思ってこられている方も居るし、周りから『出来ない』 とレッテリングされ来られる方も居る。

されど皆さん我が元を去る頃には『出来る』人となって威風堂々と門を去っていかれる 。
これは一体如何なる物なのか? 人が『出来ない』と思うメカニズムを紐解けばその答えはおのずと出てくる。

『出来ない』と一口に言ってもその理由は様々である。
”出来ないと決め付けて最初から手を付けないタイプ”
”人からできる筈がないと言わ れ出来ないと思い込んでいるタイプ”
”一度試したけれど失敗しそれ以降出来ないと思っているタイプ”
”自己否定型で何を やっても失敗するが故思うタイプ”等

されど、”表”があれば”裏”がある、”出来ない”が有れば当然”出来る”も又存在 している物である。
だが多くの方は”出来ない”事へは目を向けるが”出来る事”には余り目を向けようと はなさらない。
何故ならそれらは”出来て当たり前”だからである、なればその着想を逆転させ”出来 なくて当たり前”としてみたら?

最初から”出来る”と思って出来なければ人は落ち込むが”出来ない”と思って失敗してもさして落ち込みはしない。

ましてそれが”出来て”しまえば”あれ?できるじゃん”って事になり”出来ない”から”出来る”へ変換する事が出来る。

又、明確に”出来ない”事が判っているならその反対をやれば”出来る”人になる可能性は充分に秘めている。

更 に言えば”出来る脳”にする事で”出来る可能性”は無限に広げる事が出来る。

毎日”出来て当たり前”の事を只、繰り返す、その事で脳は”出来ない脳”から”出来る脳”へと思考が作り変えられる。

更に言えば”出来る事”から順番にこなしていくのも同じ効果が有り”得意分野”から攻めて行き” 出来る脳"を作り上げて行く、その事が苦手意識を軽減させ苦手分野にぶつかっても自らの力で克服出来る人となる。

そうやって私は多くの『出来ない』を『出来る』に変えて来た。
『出来ない』は『出来る』のサインで有る。その事を覚えておいて欲しい。

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