2011年4月20日水曜日

”想定外”の心理学~或いは”想定外”は”想定内”の心理学~

”想定外”なんて言葉は本来存在しません。

だって人間は”想定外”の事は”想定”出来ないように脳ができているのですから。
”想定外”と言える事は全て”想定範囲内”の出来事です。

それが”想定外”なのは単なる”想像力の欠如”であり頭が固い証です。
それが真実である事は図らずも今回の地震と原発事故が証明。

されどそこに日本人が気づくために払った代償はあまりにも大きすぎました。

今回の政府の対応に就いて海外メディアがこぞって”対応の甘さ”を批難しているのがその唯一の証拠です。

又、その”想像力の欠如”の原因の一つは日本が”単一民族国家”である事に由来しています。多民族国家の場
合何時他民族が攻めてくるかもしれないという”目の前に”危機がありますが単一民族国家の場合そういう他民族が攻めてくるというような”目の前に危機”はありません。その”危機感の感じ取り方”が今回の大きな要因の一つであると私は考えています。

又、”未知なるエネルギー資源に対する認識の甘さ”も今回の原因の一つです。
まだ日本人が手にするには原子力は余りにも知識や認識が無さ過ぎます。

もう少し知識や経験を海外で積んでから使用するべきであったと私は考えます。
TVなどで専門家が素人に”わかりにくい説明”しかできないのがその一番の証拠。
”理解”していれば”わかりやすい説明”は出来る筈ですからね。

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