常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2014年8月9日土曜日
幼稚性退行症候群に対する常態行動心理学的解釈とその改善法について♪
『幼稚性退行症候群』とは私の造語。
幼少期、踏まねばならぬstepを踏めぬまま大人となり体は大人となるも心は子供のままで大人の関係を恐れ拒みそれが元でお心を病む病。
世の中医学書に載っている病だけではない。
医学書に載らない病の方が遥かに多い。
医学書に無いから医者も気づかない。
医者も気づかないから当事者も気づかない。
それで被害がない間はそれでよい。
だがそれで被害が出た時が大変である。
しかもこの病、妙齢の方にとても多い。
妙齢の方がうら若き頃まだ今ほど性知識は解放的ではなくタブー視されていた時代。
故にそれらの知識を得る場所も機会もない。
親が教えてくれれば良いがそれもない。
そうするとそういう知識のないまま大人となり結婚しそういう場面で躊躇する。
一子は家系存続の為に設けるが其処にどうしても性的喜びを見いだせない。
故にセックスレスとなりそれが離婚原因となるケースも少なくない。
そうすると自己嫌悪に陥り自分が嫌いになり性別的自分の存在価値を否定し始める。
だが性別的自分の存在が消える訳もない。
その自分に苦悩しながら生きるしかない。
それを子供が見て育つ。
己の性別的自分に自信を持てなくなる。
『親は子の鏡、子は親の鏡、ほんに二人は合わせ鏡』と都々逸にもあります。
親のそういう苦悩は子供にも伝搬します。
その結果子供も又、親と同じ苦悩を持つ。
負の連鎖が起こりそれが歴史を紡ぐ。
そういう人を結構診てきました。
改善方法は一つだけ。
『性別的自分』の多面性を知る事。
『性別的自分』の素晴らしさを知る事。
それは『自己の多面性』を知るで叶う。
私はその『自己の多面性』をお教えする事で『幼稚性退行症候群』克服を為している。
これからも私は医学書に名前の載らないされど確実に其処に存在する病を見つけその根絶に全力を注ぐ所存である。
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