2013年1月13日日曜日

常態行動心理学的花粉症対策

今年は既に花粉が飛び始めており我が愛方も私もそして近隣の者達も鼻をムズムズとさせています。 まだかなり冷え込みが激しいので風邪と混同される方がとても多く風邪薬を併用される方が多いのですがこれは要注意。より鼻づまりを促す結果になるので薬の多用は禁止です。 アレルギー反応取り分け皮膚疾患の多くは環境型と心因型に大別されます。 花粉症は勿論環境型であり幼児期のアレルギー皮膚疾患もこの環境型に入ります。 翻り心因型は転居先でアレルギー反応が出たとか転職先でアレルギー反応が出たとか結婚、出産等社会的地位が変わった場合に起こります。 特に女性の場合花粉症と成り鼻をかむとそこだけファンデが落ちて肌色が変わってしまったり塗り直しをしないといけない事が小さなストレスとなり余計に花粉の症状が酷くなる場合があります。 ではどうするか?アレルギー反応は脳の過剰反応が主な原因です。 花粉を異物と認識しそれをいれまいと全ての器官を閉じてしまう事で起こる疾患。 なればその脳の誤動作を取り除いてしまえば如何でしょう? 花粉自体は年中飛散しています、つまり本当に花粉症なら年中苦しまなくてはいけない事になります。実際年中花粉症の人も多くいます。されどそういう人も改善は可能です。 生まれたての赤ん坊が五感が働いていないとするのは実は大きな誤解です。 生まれたての赤ん坊も五感はちゃんと機能しています。 されど実際は機能していないように見える、それは何故か? それは五感情報が大人と比べ充分ではないからです。 胎児の頃から脳は働き五感はちゃんと機能しています。 それ故にお腹を蹴ったり動いたりをしているのです。 されど五感情報が少ない為に脳は対象物を具に観察する方にフォーカシングします。 解りやすい例で言うと見知らぬ土地にいきなり放り込まれ右も左も分からぬ状態の時、人はなるべく行動を制限し相手に自分の存在を悟られないようにします。 これが赤ん坊の行動原理です。 情報収集に従事すると人の動きは小さく機能していないように見えます。 見る、聞く、食べる、匂う、触るはそれを学習して始めてそれらの機能を使う事ができるようになります。 それらを学習せず始めてそれを持った時はまだそれらの機能の使い方が解っていないので五感情報を集めどの場面でどの機能を使うかを学習しているのです。 それが赤ん坊が生まれたての状態です。 閑話休題 なればその脳の働きを花粉症対策に当てはめて見るのは如何でしょう? 花粉は年中飛んでいます、されど赤ん坊で花粉症の人は殆ど居ません。 それは花粉に対する過剰反応をまだ学習していないからです。 裏を返せば過剰反応しなくても良いと脳に学習させれば花粉に対する反応は軽減されます。 TVや雑誌等で連日花粉情報を入手しているとそれだけで脳が過剰反応を起こします。 あれらの情報こそが実は花粉症を助長させる原因だったのです。 なるべく花粉情報を目に耳に入れず尚且つ花粉は年中飛んでいて年中体内に入っている事を認識それでも季節に限定がある以上体が過剰反応しない季節もある。その季節は花粉情報がなく五感情報で花粉を認識していないから花粉症にもならない。 つまり花粉は常飛んでいるのだから花粉症になっても良いのだと思う事を意識する事。 これを意識し脳に学習させれば徐々に花粉症状は確実に軽くなります。 私自身昔は極度の花粉症で家から出られないほど酷かったのですが今は外出しても殆ど反応を示しません。それはこのお陰です。 是非お試しあれ。

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