常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年1月13日日曜日
”負けん気が強い”と”負けず嫌い”の常態行動心理学的違いについて
『負けん気が強い』と『負けず嫌い』は実は似て非なる物。
前者は肯定的だが後者は否定的である。
前者はその対象が自分に向けられているが後者はその対象が他者に向けられている。
前者は自分に対して厳しく人に優しく後者は自分に甘く人に厳しい。
前者の対象は自分なので被害は自分の範囲内に止まるが後者は対象が他者なのでその被害は広範囲に及ぶ可能性がある。
前者は勝つ為に自分に何が足りないかを考察するが後者は勝つ為に手段を選ばない。
実はこれを混同して言葉を使っている人がとても多い。
言葉というのは『言の葉』であり『言霊』である。
『魂』が宿っている限り唯一無二であり同じ物は何一つない。
例えば同じ言葉を紡いでもそれを紡ぐ人によって人に与える影響は大きく異なる。
有名人の一言よりも無名の人間の何気無い一言が世界を駆け巡る事があるのはそのせい。
それはその言葉に『魂』がどれだけ宿っているかに依る。
有名人であるからと安易に言葉を使えばその言葉の価値はとても低い物となる。
無名でもその言葉をとても慎重に大切に使えばその言葉の価値はとても高くなる。
そう考えた時老若男女を問わず『言葉』が現代は乱れて使われている事に心を痛める。
『言霊』はきっと嘆き悲しんでいるに違いない。
出来得るならば『言霊』が笑顔になる『言の葉』を紡いで上げたいと思う。
自分にはまだまだそのスキルは決して高くないのだが^^;
という事で今日も最後のフォンセッションを終えそろそろ休ませていただきます。
皆様方も良き夢をm(_ _)m
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