常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年1月8日火曜日
今冬の季節性うつ病は季節性ではない事が原因である。
年末年始は忙しく飛び回っておりました。
今年は特に酷く鬱状態の人がとても多かったように思えます。
年末年始の鬱状態は政権交代における世情不安の伝搬が原因。
人間の感情には伝搬性が有り特にマイナス感情はプラスより伝搬率が高い。
『貰い泣き』がその代表。
感情のシンクロ率はプラス感情よりもマイナス感情の方がより強くなる。
それは場の脆弱性が原因、人間負の感情を持つと心が弱りその心を持つ人の場が脆弱化します。同じ場の中にいる人も伝搬性を伴っているので同じ様に心が弱ります。
そうなると生物学的には困るので伝搬性を持ち心理的負担軽減を図ります。
一人より二人二人より四人、負の感情を共有できれば一人当たりの負担は軽くなります。
それ故に負の感情はプラス感情よりも伝搬性が高いのです。
そういう事に敏感な人はその不安をモロ心に受けます。
今暫くは世情が安定せず鬱状態は続くと思われます。
そういう時は無理をせず現状を受け入れる事。
自分だけでなく今は自分を含む全員が同じ状態である事を自覚する事。
その事で鬱状態は随分軽くなります。
又、この時期は肌荒れなど肌トラブルを起こす人も多数。
それも又、世情不安による心因性ストレスが原因です。
これも上記と同じ様に現状を把握しそれを心で受け入れる事で改善は可能です。
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