常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2013年1月17日木曜日
『無意識は意識に勝てるか?』その常態行動心理学的解釈
『無意識は意識に勝てるか?』
心理学を志し心理職を生業とする者の至上命題である。
私の結論からいえば『余裕で勝てる』。
何故なら意識(表層意識)の決定権を持っているのは下層意識(無意識)だからである。
そして我が専門の常態行動心理学こそこの表層意識を変える事で下層意識を変えるから。
同じ行動を繰り返す事でそれは無意識下に記憶され無意識下でそれを実行する。
最初は”意識的”に行っている事であるが結果的に勝つのは”無意識”である。
俗にいう『堀の中の懲りない面々』はその悪い例。
悪さを繰り返している内にそれが常態化し無意識下に擦り込まれる。
すると無意識に悪行を繰り返し辞めようと思っても中々やめれない。
所謂常習性疾患(依存症)もこの範疇にある。
同じ行動を繰り返す事でそれが常態化しそれをしないと落ち着かなくなる。
お心を病まれておいでの方が安定剤を飲まないと心が落ち着かないのと同じ。
我々はそれを我々に依存させる事で全ての依存症克服を実現している。
もう一度いう、”無意識は意識に余裕で勝てる”。
私はそれを二十年の心理職生活の中で実践してきている。
そして私はこれからもこの至上命題を追求し続けたいと思う。
この世から心の病が無くなるその日まで。
という事で今日も最後のフォンセッションを終えそろそろ休ませて戴きます。
皆様方も良き夢をm(_ _)m
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