2014年1月15日水曜日

バレンティン選手の暴行事件を常態行動心理学的に解析する。

千葉ロッテマリーンズのバレンティン選手の今回の暴行事件の原因は生物学的な縄張り意識が大きく関与している。 裁判中女性の側は既に他人である。 されど男性側の中にはまだ『所有物』という縄張り意識が消えていない。 それ故に自らの意に沿わぬ行動を『元妻』が取ると激昂し暴行に至る。 元々伴侶を『所有物』とし『物品扱い』している事自体に大きな問題があり何故訴訟にまで発展したか?その経緯を精査すべきである。 勿論旦那側に一方的な非があるとは言えないが逆を言えば全く非がないとも言えない事は紛れもない事実である。 私は夫婦問題解決カウンセラーではないが年間百例を軽く越える夫婦問題を解決に導いている。 その多くはやはり双方に何らかの問題がある。 古い例えだが三指ついて出迎えておけば良いという話ではない。 ふんぞり返って風呂飯寝るの三語だけで良いという話ではない。 生物学的には人が人を愛するのは種の保存に則っているからである。 されど常態行動心理学的には違う。 常態行動心理学的には『歴史を刻む為』である。 『愛し愛されたという愛の歴史』を。 人間が今迄生き残れたのは『愛』を『種の保存』のみに求めただけでなく『歴史を紡ぐ為に』求めた事に有る。 某選手にも少なからずその意識があれば『犯罪者』の汚名を着ずに済んだのではないかと思うと残念でなら無い。 人は人であり決して物ではない。 間違った所有者意識が不幸を招く事を本事件は多くの方々に痛感させてくれたと私は考えている。

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