2012年7月31日火曜日

民間伝承医学の永続性と伝搬性について

職業柄効果有りと思った物には基本何でも手を染める人である(勿論合法範囲内だがw)。

古今東西を問わずこれは良いと思うものは何でも取り入れ自分流にカスタマイズして実践する。

この自分流にカスタマイズと言う部分が結構大事。

『人の褌で相撲を取る』事は基本誰にでもできる事である。
だがそれでは進歩発展は望めず技術は伝承されても停滞されたままである。

私は必ず教わった事、学んだ事に一手間以上加えて『オリジナルセラピー理論』とする。それが私なりのやり方である。

一般的認知として漢方は保険適用外で効き目が見えにくいとされ民間伝承医学に関しては科学的根拠のない眉唾物が多く怪しいとされる物が多いとおうのが大方のところであろう。

だが、それこそが大誤算であり大誤認で有る。

『噂』と『伝承』の違いは只一つ。
そのもの自体に或る一定の認知と永続性があるか否かである。

『噂』は実態を離れ尾鰭メヒレが付くが永続性もなく社会的認知も得られにくい。

翻り『伝承』は決して実態を離れずある一定の認知と永続性が有り何より実証的で有る。

『民間伝承医学』の殆どは科学的根拠や裏付けは後付である。
それはまだそれらが作り出された時代や場所において充分な科学的根拠を得られる知識や装置や場所がなかったからである。

だが何より大切な事は『理論主義的科学的根拠』よりも『実証主義的実例的根拠』で有る。

どんなに『科学的根拠』が優れていてもそれが実証されなければ意味がない。又、実証されても広域性や伝承性が無ければ有用性は薄い。

『民間伝承医学』は『実体験による生の知識』が大元である。
大切な人を救いたい、助けたいと言う『切実な思い』が生み出した『科学』で有る。

私は『科学』にも『愛』がその裏付けとして必要であると考える。

その意味において現代医学は今一度『東洋医学』『民間伝承医学』に対して真摯に向き合うべきだと考える。

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