2012年7月11日水曜日

差別の心理学〜或いは進化向上の心理学〜

学校では『全員主役劇』や『等級なし徒競走』等『差別化』を無くそうという運動が俄に起こっている。 翻り社会に出れば『個性』が重んじられ他社との『差別化』を図り『独自性』を売り物にしている。 これ程の矛盾があるだろうか? つまり『差別化』自体に問題はない、『差別化』を図る事で『相手を見下す事』が問題なのである。 人が生物である限り『差別化』を図り独自性を出す事で生き残りを掛ける事は合っている。 されどその事で他者を見下す事が問題なので有る。 『差別化』と『区別化』は違う。 『独自性』を追求し『区別化』を計る事は人が生きて行く為に生物学的に理に適って居る。 されどその事で人を『差別』し『見下し』下に見る事は自らも同じように見られていると言う事を知るべきで在る。

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