2011年3月9日水曜日

『泣く事』の心理学~或いは感情機能障害克服の為の心理学~

私は同胞からは”泣かせの瀬木”という異名を頂戴している^^v
”感動”させて泣かす、”喜ばせて”泣かす、”怒らせて”泣かす等ありとあらゆる手段を講じて”泣かせ”ます(笑)

何故泣かすのか?別段苛めっ子を演じている訳では有りません。
それは”泣く事により今の自分の感情が自分で解るから”です。

其の涙の種類が”嬉涙”か”悔し涙”か”悲しい涙”か”怒りの涙”かは”涙を流して見る事”で初めて解る事です。
そして”涙を流す行為”自体が”今の自分の心の状態”を知る上でとても重要な役割を担っています。

我が門を潜る人の中には様々な”心の病”を持った人が訪れます。
中には”滅茶苦茶涙脆い人”や”全く涙を流せない人”も居ます。

人間は余りにも衝撃的な出来事を経験すると一切の感情をシャットダウンし”涙を流させない”ようにします。
そうしないと”心”が崩壊してしまうから、それを防ぐ為に敢えて”一切の感情を封じる”という方法を取ります。

されどこれは案外辛い物です。

泣きたい時に泣けず、怒りたい時に怒れず、笑いたい時に笑えず、喜びたい時に喜べないという事ほど惨めな事は有りません。”感情が欠落している”とか”冷血人間”とか揶揄されそれがその人の心を”閉ざす要因”にもなりかねない。

故にそういう方には敢えて”オーバーワーク”を演じ”泣かせる”ように仕向けます。
そして”無感情”から”有感情”へ戻し且つ”辛い過去”も涙と一緒に”洗い流す”方向へ持っていきます。

勿論言葉にすると簡単ですが実際に此れをやろうと思えばかなりの大作業です。
此方も大変ですがそれをやらなくてはいけない同胞はもっと大変です。

それを時に叱咤し時に激励し飴と鞭を上手く使い分け同胞と共に”完治”という頂きを目指します。
挫折しかける事もあります、逃げ出したくなる時も有ります、諦めかける時もあります。

されどそれを何とか食い止め肩を貸し時に背負って又歩けるようになったら背から下ろし共に歩んでいきます。
そうやって”艱難辛苦”を乗り越えた先で見る”景色”はとても綺麗でとても新鮮です。

その”未だ見ぬ末来の景色”を見せる為に頑張っています。

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