2011年3月20日日曜日

スーパームーンの心理学~或いは月の癒しの心理学~

3/20の満月は18年に一度のスーパームーンと呼ばれ『月の癒し』が最大限降り注ぐスーパーラッキーデーである。

私は実は満月には二度助けられている、その二度とも本当に”奇跡”としか言い様が無い出来事であった。

事の起こりは数年前に遡る、当時まだ父が存命中で母は父の看病と私の世話で性も根も尽き果てていた。

かなり心が荒れいきなり大声を出して喚き散らすかと思えば無理難題を言ったり延々と愚痴ったり…。確かに大きな負担が二つも一挙に双肩に重くのしかかれば誰しもそうなるであろう事は想像に難くなかった。

だが何時も冷静沈着で根性論で乗り切る母の乱れる様を見るのは息子としては忍びない。

仕事帰り偶々空を見上げれば満月、それもとても美しい色を称えていた。
私は一心不乱に祈り続けた、”母の心の平穏”だけを只管に…。

其の瞬間、一瞬、月が瞬いたように見えた。まるで”解ったよ”と言わんばかりであった。
月が瞬いたのを見たのは後にも先にもこれっきりであった。

そして其の日の夜…あれだけ荒れて鬼の形相であった母の顔に”笑顔”が戻ってきた。
そしてそれ以降、荒れる事はなく時は過ぎていった…。

二度目は父の医療費が嵩み経済的困窮状態に陥った時。
その時は空財布を満月へ向けフリフリし”今月も臨時収入が入り財布が潤いました有難う御座いました”と申し上げた

これは知人に教わりし”おまじない”であったがその時の我々は”藁をも縋る思い”であった。

その後、今までパタっと止んでいた仕事が急に数件入りまとまったお金が手に入り(10数万円)何とか医療費を捻出する事が出来た。私は月に心から感謝の意を込めそれからは満月の日に挨拶は欠かさないようにしている。

人間の体のバイオリズムと月の満ち欠けはかなり密接な関係にある。
女性の生理も潮の満ち欠けも月と密接な関係がある。

そうなれば当然”メンタル”に及ぼす影響も少なからず有ると考えるのが妥当。
満月の日はつい遠回りして帰りたくなる、ずっと月を眺めて居たくなる、出来れば愛する人と共に…。

満月を境にメンタリティーが回復するケースも私は同胞で数多く診て来た。
それ以来満月の日は同胞と月を眺める事も暫しである、やはりこれも又ムーンパワーの一つであると思う。

今宵は満月。

太陽も月も鮮卑軽重を問わず万民に等しくその”光”を授けてくれる。
被災者の方もその救済をする方々も共に”月の光”に癒され頑張ってほしいと願わずには居られない。

明日から又被災者家族のメンタルケアの日々が始まります、私も又、”月の癒し”を得て頑張りたいと思います。

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