2013年9月10日火曜日

人間が汗をかく常態行動心理学的根拠と多汗症についての一考察


暦の上では既に秋で有り五感も秋を感じつつは有りますがまだまだ鳴き止まぬ蝉の音や滴り落ちる汗に夏の名残を感じます。 

意外と知られて居ないようですが人間が汗をかくのは暑いからではなく体温調節の為です。

人間は爬虫類のような変温動物ではなく自ら体温調節ができない恒温動物であるが故です。

冬でも寒い外から暖かい室内に入れば汗をかきます。

逆でも同じ原理です。

そうやって汗を出す事で体温調節をし外気温との差を縮める事で体に受けるダメージを減らす為の言わば生態機能の一つなのです。

多汗症の人は他の人と比べて汗腺が単に多いだけでなくこの体内温度調節機能が敏感な人と言うだけで有りそう言う自分である事を心で容認すればかなりの確率で多汗症は改善されます。

よく太っている人に多汗症が多いと言われていますがあれは間違い

体重と多汗症は何の因果関係も有りません。

0 件のコメント:

コメントを投稿