2013年9月26日木曜日

『記憶の心理学〜或いは忘れたい思い出が忘れられない常態行動心理学的根拠〜』

人間の記憶は残念ながら記憶をした順番に覚えて行くものではない。
覚えたい物を覚えるのでもなく覚えて置きたく無い物ばかり覚えている物である。

それは人間が恒温動物で変化に弱いことに起因しています。

変化に弱いと言う事は変化に対してとても敏感に反応すると言い換えられます。
花粉症等のアレルギー反応がその好例です。

つまり人間の記憶は記憶をする人間にとって衝撃度が高い物から記憶に留めて行き衝撃度が低い物から記憶から遠ざかって行きます。

経年に寄り或いは経時により記憶が遠ざかるのは細胞が衰えるからでも時間が経過するからでもなく衝撃度が経年による積験から薄くなり或いは経時により衝撃度が減るからです。

細胞が経年により死滅してもその機能迄衰える事はありません。
それに再生速度は経年により落ちますが総体数は余り変わりませんw
つまり細胞数が減る事に依る記憶力減退ではないのです。

忘れたい思い出が忘れられないのは忘れたいと思うからです。
忘れたいの裏にあるのは忘れられないでその裏にあるのは忘れたくないからです。
忘れたくないものを忘れようとしてもそりゃあ無理な話じゃないですか。

逆に忘れてはいけない物を忘れるのは忘れてはいけないという恐れが原因です。
人間は先に触れた様に衝撃度が強い物を実行して行きます。
恐れはマイナスなのでアレルギー反応と同じ拒絶反応が強く出ます。
それ故に脳は衝撃度が強いマイナスを実行するので忘れてしまうのです。

回避方法は忘れても構わないと思う事とシナプスの伝達速度とシナプスの伝達先を増やす事です。

その方法は私が知っていますw

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