2013年9月16日月曜日

『常態行動心理学的SNSとの上手な付き合い方について』



SNSは引き篭もりや社会性を奪う害悪と成りうる危険性を孕んで居る。

SNSは先ず瞬間判断力を落とす。

SNSでの会話は基本チャットでない限り幾ばくかのタイムラグが有る。
その間に相手への返事を考える時間を与えられる。
されどリアルタイム会話においてはそれらの思考時間は与えられない。

それが一部の若者の社会性を奪っているように思える。
若者だけではない、最近は老若男女問わずである。


電車に乗っても対人会話を殆ど目にしなくなった。
皆、電車に乗るや否や椅子に座るか壁に寄りかかり携帯を開く。
ボタンを押す音だけが車内に響く有様は私の目には異常に見える。

私はそう言うSNS依存症患者に対してゲームで勝負を挑み私が勝ったら少しの時間だけでも外に出る約束を交わし一緒に外に出る。

そして事前に用意して置いた"サクラ"を使いSNS同様の会話をさせる。
仮想現実と現実の境が無くば、仮想現実に逃げ込む必要がなくなる
それを何度か繰り返し徐々に耐性を作り社会復帰を果たす。

SNSも使い方によっては行方不明者を見つけたり犯罪を未然に防ぐ道具となり得る。

つまりは使い方次第"である。

人間は"道具"を使うことを早くに覚え進化して行った。
されど今はその"道具"に使われているのが現実である。
人間が生み出した"道具"に人間が"使われたら"本末転倒である

"何とかと鋏は使い様"と諺にもちゃんとある。
道具に"使われず"道具を上手く"使いこなせる"人でありたい物である。

0 件のコメント:

コメントを投稿