2013年9月28日土曜日

『常態行動細胞心理学〜或いは細胞は死滅しないの心理学〜』

実は細胞学というのも心理学の研究対象である事を知る研究者は意外と少ない。
心理学とは心に纏わる全てをその研究対象としている。
細胞は心の有り様一つで様々に変容させる事が出来る事は余り知られていない。
私は嘗て医学界の常識を覆す研究を発表し世間の度肝を抜いた。
その心理学界の風雲児たる私が又、とんでもない学説を打ち出す。
それは…『細胞は加齢に伴い死滅…しない』である。
そんな馬鹿なと多くの細胞学者や医学者が口を揃えて言われるだろう。
実際の研究でも細胞が加齢と共に"減少"している事は明らかだからである。
"減少"…あれ?死滅じゃ無いのと疑問に思われる方も居られるであろう。
その通り、細胞は"減少"しても"死滅"はしないのである。
細胞は一年で全て生まれ変わると言われているのは既知の通りである。
されどその個々の細胞の再生速度まで知る者は少ない。
実は人により細胞の死滅と再生には個体差が有り誰一人同じ人はいない。
例えば頭皮が薄い人と濃い人の違いを見てもそれは明らかである。
頭皮が濃い人は頭皮の細胞活性率が高く薄い人は細胞活性率が低い。
されど頭皮の細胞活性率が低い人は他の細胞活性率が高く頭皮の細胞活性率が高い人は他が弱い人がいる。
実はこれが加齢により細胞が死滅しない大きな理由である。
もしも細胞が加齢と共に死滅して行くのならば若年性痴呆症や若年性更年期障害の説明がつかなくなる。
細胞は死滅しないが細胞が本来の再生力が失われ機能しなくなる事は充分に有る。
それが若年性痴呆症や若年性更年期障害の根本原因である。
では何故細胞が本来の再生能力を失われるのか?
それが実は加齢と共に細胞が死滅すると誤認されている最大理由である。
その理由には如何に細胞が活性されるかに隠されている。
細胞は電気信号により成長しそれが途絶えると機能が衰えて行く。
この電気信号こそ"刺激"と呼ばれる物でそれに伴う成長が"反応"と呼ばれている。
人間の細胞はこの"刺激"と"反応"により"成長"と"衰退"を繰り返している。
幼児期の子供の"成長"が早いのは生まれて間もない為に脳に充分な情報が蓄えられておらずそれ故に五感から得られる情報からの"刺激"がダイレクトに体に"反応"として現れるからである。
されど経年により様々な"経験"を積む事で脳に十分な"情報"が蓄えられる為に"刺激"を受ける回数が減り、"反応"をしなくなる。
当然"刺激"と"反応"がなければ細胞は活性化されず衰えて行く。
それが一般的に言われる"老化現象"と呼ばれる物の正体である。
つまり"老化現象"とは経年及び経験により刺激減少による反応速度の減退である。
細胞の死滅ではないと言う事がこれでお分かり頂けたであろう。
加齢による細胞の死滅でないなら若年性痴呆症や若年性更年期も合点が行く。
つまり刺激と反応の伝達機能が何らかの原因で遮蔽され信号が途絶えるから。
その信号の遮蔽物を取り除けば若年性更年期や若年性痴呆症は改善される。
一つの方法はその遮蔽部分を取り去りISP細胞により再生化させる事。
同じ体の中で細胞が再生できれば細胞記号番号問題も起きない。
山中教授の世紀の大発明はこういう部分にも充分光を当てられる分野である。
再生医療とは正にこういう部分にこそ光を与えられるべきと考える。
今も痴呆症で苦しみ更年期で苦しむ多くの方々がいる。
それが犯罪の引き金や温床となる場合も少なくない。
それらの改善は犯罪を未然に防ぐ効果も有る。
人という存在自体が多面的ならばその人間が行う行動も又、多面的である。
一つの研究が様々な分野でその力を発揮する事もある。
世紀の大発明の可能性をどうか狭めず凡ゆる分野で活用して欲しい。
そしてもっと精神的な豊かさを求める国にしたい。
私はそう考えている。

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