常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年9月4日火曜日
川は流れ常、元の川に非ず。
人はその人が望む行動をとった時『成長した』といい、望まぬ行動を取った時『あいつは変わった(退化した)』という。
されどそれはその人を見る人によりその評価は様々で有り一律にあらず。
唯一言える事は絶えず人は変化を繰り返しながら生きて居るという事である。
それは人間が恒温動物で有る事に起因して居る。
その場の変化に対応し最も自分が生き残りやすいポジションを取る。
そのポジション取りが或る人には好意的に移り或る人には好意的に移らなかった、只、それだけである。
そう人を評価している人も案外人から色々と評価されている物である。
自分だけは変わらないと思っている人ほど案外人の目には変わったように見える物である。
私は自らが常流動的に変化している事を認めて居る。
一秒前の私と一秒後の私は既に別物である。
それを好む人もいれば嫌悪する人も居るだろう。
それは居た仕方ない事である。
されど自らが常変化している存在で有る事を知る事は人間が生物学的に生き残る為に大事な事であると私は思う。
変化する事を後悔するよりも変化を楽しむ事。
それがこの世の中で生き残るサバイバル術だと考える。
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