常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年9月22日土曜日
『尖閣・竹島問題』は第三国に攻め入る隙を与えるだけの愚行である。
尖閣・竹島両領土問題に於いて日中韓の関係が悪化お互いが『経済制裁合戦』を行っている。
だがこれは史上稀に見る愚行である。
『経済制裁合戦』は所謂『兵糧攻め』や『城攻め』と同じである。
敵国を孤立化し降参させるのが主たる目的である。
本来ならば籠城側が不利とされるが然に非ず。
攻める側も敵国籠城中に兵糧なくなれば撤退をせざるを得ない。
つまりずっとこう着状態が続きそれを第三国に攻められたらアウト。
漁夫の利を第三国に与える結果となり兼ねない。
『経済制裁合戦』は攻める側の数が多ければ多い程その効果は高い。
されど現時点のような拮抗した経済状況においては双方傷を負うだけ
で『漁夫の利』を他国に掠め取られるがオチである。
今の日中韓の領土問題争いの元は実は歴史的遺恨まで遡る。
戦時中の日本軍に依る進駐、織田、豊臣時代の朝鮮出征。
それらの遺恨が未だ残りそれが今の領土問題に発展している。
『取られたら取り返せ』
極めて動物的な縄張り意識が為せる業である。
そしてそれはそのこと自体が自国の生物学的生命危機に瀕している事を如実に表している。
中韓何方も自国の経済状況は頗る悪く国民の目は政府の無策に向き始めている。それを回避させる為には仮想敵国を作り国民の意識を煽り目を外へ向けさせる必要がある。
されど賢い民はその政府の愚策すら既に気づいている。
政府が行った愚行はより政府に対する国民の不信感を募らせる以外の効果は産まなかったようである。
第三国に漁夫の利を与え自国が疲弊し経済混迷し自滅しない為にも
即刻領土問題は解決の為動かねばならない。
そうでなければ『漁夫の利』を与えるばかりか国自体を奪われかねないという事を肝に銘じるべきである。
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