常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2012年12月14日金曜日
『卵が先か?鶏が先か?』の理論だと私は思います。
脳はPCで言う所のCPU(中央集積回路)であり五体は外部情報入力機関。
各部位からの情報を脳が処理しその結果を伝達しそれを受けて各部位が動く。
と言うのが脳科学及び神経学的見解であると思います、生態学も少しは被るか?
されど私は一心理学者としてこの見解に若干の異議を唱えたい。
例えばマラソン等長期常態行動において体が途中から言う事を聞いてくれなくなる。
これは言わずもがな生命維持装置が働きそれ以上の運動は生命力を弱める危険性がある為に動けなくするというのは理に叶っている。
その際それを判断するのが本当に”脳”だけなのだろうか?と私は疑問に思う。
筋肉が疲労を感じそれを脳に伝達しそれを各部位に指令を出しているという事は実際に動く動かないの判断を下しているのは各々の部位ではないか?と私は考える。
正に脳科学及び神経学及び生態学的には『馬鹿か!』と一笑に伏される事間違いなし。
私は生来のへそ曲りなので定説と言うものを見るとどうもひっくり返したくて仕方なし。
先の『卵が先か?鶏が先か?』の理論で行けば各部位に独自の自己判断機能が備わっていてもおかしくは無いのではないかと思う。
いわゆる条件反射と言うのも一般的には脳が処理をしていると言われているが本当にそうなのであろうか?
或いはそれらの判断を各部位が独自に行っているとしたならばこれは理に叶う事ではないだろうか?
この考えに至ったのは実は今回の山中教授の発見が契機となった。
細胞自体に判断力が在りその判断で持って自らの意思で各部位の情報を集めそれらになっていくと考えた場合これが証明されれば物凄い大発見となる。
私は一心理学者なので研究範囲に限界がある。
されどその限られた中で様々な思慮を重ねこの問題に独自に取り組んで行きたいと思う。
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