2012年12月27日木曜日

イブの夜に安部内閣に思いを馳せる。

去年のXmasは丁度ガス壊疽罹患し入院直前(この時はまだガス壊疽である事も足を切断する事も入院する事すら予測不可能な時期でしたが)でディナーは愚かステーキ一枚すら完食出来ない程でした。 今年のXmasはディナー完食後お酒まで数杯頂戴する程に回復し愛方共々元気になった事をお祝いしました。 24日は流石に予約で一杯だったという山口グランドホテル内レストラン『アゼリア』。 されど本日はXmasディナーを頼んだのは我々一組だけ。 もう御一組予約席が有りましたが我々が会食途中席のリザーブが外されました。 その後紳士が数名来店されディナーを注文されるもXmasディナーではなし。 帰り際ちらりと母の車の車内から道路沿いの店内を覗くも店内に人影なし。 まぁ流石に21時もすぎると我が田舎町はゴーストタウンの如き様相を呈し夜間灯以外の光は無しと言う世界なので余り違和感は感じませんでしたがそれでもやはりまだXmas。 去年の丁度今頃はまだ結構な人だかりが有った気がします。 それは場所を変えても同じでした。 去年も今年と同じく愛方を駅まで送り電車を見送った後帰宅します。 これは私が10年間ずっと続けている言わば常態行動の一つ。 時期が時期だけにカップルや家族ずれが去年は結構多くこの時間でも駅構内はいつもの如く賑わっていました。されど今年はカップルの姿なく仕事帰りのサラリーマン氏数名と忘年会帰りと思われる若い同僚数名とすれ違ったのみ。 ちらりと愛方が乗る電車を見ましたが何時もは立ったまま座る場所がない程ですが今日はスカスカ。恐らく無事着席し帰宅できた物と思われます。 現在愛方は某100均に勤務しており其処でも去年との違いを認識できました。 我々は去年は購入者側でこの時期はメイクグッズが良く出ていたのを覚えています。 今年は相方は販売者側でしたがhomeXmas商品が馬鹿売れしたそうです。 事実山口駅通りにある某ダンススタジオで24日催されたXmasパーティーでは愛方が勤務する百均での品物が通りに面した窓からもはっきりと見えるほど飾り付けで一杯でした。 ここ二日間余り商店街に人だかりはなく早々にシャッターを下ろす何時もの風景。 帰宅途中の家々の窓には楽しそうにXmasを祝うカップルや家族の姿がありました。 家族やカップルの絆を強めお互いの結束力や愛情を高めるという意味に於いてはとても喜ばしい事であり推奨されるべき事だと思います。 されど経済面に於いては今日のレストランもそうでしたが外で会食する事もなくお泊まりをするでもなくプレゼントも高価なブランド物を買うでもなくお金を外に落とす習慣が徐々に薄れている事に若干の恐れを抱いて居ります。 過日も此処で申し上げましたが安倍新総裁が打ち出すデフレ対策は国内経済の立て直しを核とした物であり国内生産高は上がるかもしれません。しかし外貨価値としての日本円の価値を下げる結果となり輸入業者への皺寄せ、免税店への皺寄せ、取り分け旅行代理店や旅行業者への皺寄せは相当な物となる事は必至です。 勿論それに関わる商品を扱っているお店も少なからず打撃を食らうでしょう。 其処に追い打ちをかけるように消費税引き上げを行えば益々買い控え現象がおきます。 国内生産高を上げるために行った筈の政策が結果国内生産高を貶める結果となります。 TPPについて自民党は最初から不参加を表明し政権奪取後更にその勢いは増すでしょう。 それ自体は反対すべき事ではありませんが少なくとも先進諸国におけるイニシアティブは今後取れなくなる事は間違いありません。 安部政権が目指している物が何処へ向かっているのか? 今の私にはまだそれを推し量る術はありません。 されどアンチ民主票だけでもしも政権を奪取しただけであるならば前々回と同じ結果を四年後迎えそして二度と奇跡の大逆転劇は起こらないでしょう。 国民も馬鹿じゃない。 或る女性政治家(自民党)に国民が言ったそうです。 ”もう一度あんた達に掛けて見る、されどこれが最後だ”と。 これは一国民の声ではなく現日本国民の総意であると私は思います。 それを安部政権は決して失念せず在民主権を貫いて欲しいと願います。

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