2013年5月27日月曜日

価値観の流動性と変容性について


『価値観』と言う物は実はとても可変的な物であり流動的な物です

不動的で普遍的な物ではありません。

良く芸能人の離婚原因の一つである『価値観の違い』について『価値が同じの人間なんていない結局ワガママじゃん』と言われる向きがありますがそれも否定はしませんが肯定もできません。

『価値観』と言う物は得られる五感情報によって呆気なく変わります。

それは脳における”強印象”が原因です。

例えば宝くじで一等前後賞が当たり一夜にして大金を手にし生活習慣が変わったとしましょう。

住まいから着る服食べる物が変わると当然付き合う人の種類も変わってきます。

すると其処から得られる五感情報も変わってくるので考え方や容姿まで変わります。

良く『飼い主にペットが似る』という話がありますが実は逆。

飼い主がペットに段々似てくるのです、これは長年連れ添った夫婦が似るのと同義です。

我が元にも”価値観の違い”が原因で夫婦や恋人関係が破綻したカップルが多数来ます。

一方的な価値観の変容に相手が付いてゆけず門を叩かれるケースが急増しています。

それは時の流れの早さに人間の脳がついていけていない事と同義です。

されど人間ですから昨日と今日いきなり価値観が真逆になるという事はあり得ません。

先の大金を手にした人間でも一夜にして生活は変わっても中身は直ぐに変わらない。

問題なのはその中身の変化に周りが何時気付くか?という事です。

嘗ての同胞に珠に街で会います、”上手く行ってるね”っていうと大抵驚きます。

大抵の医療従事者は質問系で尋ねるのに私は断定系で尋ねるからです。

されど同胞の様子を具に観察していれば今の状態がどうであるかは直ぐ解ります。

解る事を一々質問形式にする必要もありませんw

まどろっこしいのは嫌いなんでw

これは夫婦恋人関係でも同じです。

いきなり価値観は変わらない、その変わって行く価値観に配偶者が気づくべきなのです。

そして配偶者の変わって行く価値観に気づき変える努力をしたカップルは元に戻ります。

其処に気づかないカップルは大抵破綻しています。

日本人的な古い考え方に『釣った魚には餌をやらない』というのがあります。

配偶者や恋人に対してこう言う物言いをする事自体私には不愉快極まりない。

されど実際にそれを実行している愚か者が多いのも又事実で
す。

大切なのはその後です、どんどん餌をやって太らせて美しくして行く事が大事。

それをそのまま放置しておいて逃げようと思ったら捕まえるなんてのは愚の骨頂。

そういうカップルには早々に別れる事をお勧めしています。

本当に逃したくないならば意識変容は絶対に必要です。

それをしないで何とかしようなんてのは虫が良すぎます。

私は常、その意味において私の関係者に気配り目配りは欠かして居ません。

本当に潤沢な人間関係を構築しようと思えばそれはして然るべきです。

もっと人間関係について特に日本人は真剣に考えていくべきだと思います。

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