常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2014年2月25日火曜日
名古屋無差別轢き逃げ事件の真相を常態行動心理学的に分析しその改善策を示す♪
名古屋で起きた無差別ひき逃げ事件の背景には親子の心の方向性の合わせ方の差異や激しい孤独感、虚無感がその原因である。
親は子供に十分な愛情を注いだと常言うがその愛情に方向性がある事を理解している人は少ない。
我が元にも多くの親御さんが子供の教育問題を抱えて来訪される。
大抵の場合は残念ながら親御さんの独り善がりの一方通行的愛情の注ぎ方で子供の欲する愛情の方向性を理解されてない方が多い。
更には子供の教育の仕方も偏狭的で子供が他者の愛情を自分なりの形に変えて理解できるような教育ができていない。
幼少期に於いては子供は愛情の方向性も受け取り方も不馴れである。
それをきちんとその方向性を定め受け取り方を教えるのは親の義務である。
それを怠ると愛情を受け取れない大人となり激しい孤独感、虚無感に苛まれる。
そうなると人は二種類の行動をとる。
自らを滅する方向へ進むか?
或いは他者を滅する方向へ進むか?
その二者択一である。
今回の事件は激しい自己否定が他者排除にその心が動いたが故の悲劇。
改善方法としては心の持つ自己の多面性に気づかせ逃げ場を作る事である。
我々は自己の持つ多面性をお示しする事でこのような痛ましい事件が二度と起きないようこれからも全力を尽くす所存である。
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