2014年2月24日月曜日

美の種を目覚めさせる常態行動心理学的方法について♪

『先生はしつこい♪先生は頑固(笑)』 彼女は笑いながらそういった。 『ったりめえよ。』私はそう答えた。 『20年以上私は両親からも兄弟からも不細工と言われ続け友達からも存在を否定され続けてきた。私はその言葉を鵜呑みにして自分は醜い女だと思い込んできた。正確にはそう刷り込まれてきた。一生私は誰からも愛される事無く孤独に死んでいくしかないと思ってた。そんな時このお節介なおじ様に出会った(笑)』 『おじさんだけ余計だわ(笑)んでどうなった?』 『三ヶ月も経たない内に私にかけられていた“呪い“は解けて“本当の私“に出会う事が出来た。』 『んで“本当の私“はどうだった?』 『絶世の美女だった(爆)』 『だろ?俺が言った通りだったろ』 『先生に出会わなかったら私は私の美しさを一生知らないまま孤独死していたかもしれない。そう考えると恐ろしい。』 『だがそういう風に近隣者から刷り込まれてる美女の数は少なくない。寧ろ細菌増加傾向にある。その結果自らの価値を貶めてだめんずに引っ掛かり更に人生を狂わせる女性が後を断たない』 『そんな女性が先生は許せないんだよね?』 『当然だろ!?美女は自らを美女と認めその美貌の光で遍く世界を照らし出し不浄の輩を駆逐するのが生まれた意味であり使命だ。美女が美女だと自分を認めないのは俺が認めない』 『私にも先生はそういってくれた。そして何度私が自らを否定してもそれを更に否定してくれた。自らの体を傷つけてまで…』 そういって彼女は私の右手首に軽くキスをしてくれた。 『やめい、理性が飛ぶじゃねえか♪』 『いいよ、先生になら何をされても。ううん。寧ろ先生にされるなら本望だよ』 『ばかたれ!?あのな、それは今の君の旦那にたいして失礼だろ?あんなに君を愛してくれる男は世界中探しても居ないぜ?』 『けどあの人に会わしてくれたのも先生だもの。私の中に眠る美貌を先生が目覚めさせてくれたお陰だもの』 『俺じゃなくても誰かが君の中に眠る美貌を目覚めさせてくれたさ、それが偶々俺だったってだけの話さね』 『それは違う!?』 一瞬彼女の顔が険しくなった。 『先生みたいに真剣に私の事を考えてくれる人に私今まで出会った事ない物。今の旦那もよくしてくれるけどやはり先生には遠く及ばないよ。』 『単に美人が好きなおっさんってだけさね。それにな。形は違っても旦那の愛は俺のそれを大きく凌駕している。今の君に必要なのは俺じゃない、君だけを見てくれる旦那様だ。』 『先生…』 その後彼女はその美貌を活かして多くのまだ自らの美貌に気づかぬ多くの女性の美貌を目覚めさせる職に就いている。 人は変わる、人は生まれ変われる。 一寸したきっかけさえあれば。 我々の仕事はその一寸したきっかけを与えるだけである。 “美貌の種“はその人の“心の奥底“にちゃんとあるのだから。 これからも私はその“美貌の種“の存在を示せる人でありたいと願う。

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