常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2014年2月9日日曜日
我慢の心理学~或いは我慢は体に毒の心理学~
『痩せたければ食べなさい』は元美白の女王の名言。
『愛されたければ我が儘になりなさい』はヘボ心理学者瀬木の便(笑)
我が元には年間を通して1000件を軽く越える恋愛に対するお悩みを頂戴する。
その中の多くは『だめんず及びだうぃめんず』に対するお悩みが圧倒的多数である。
そしてそういう悩みを持つ方の多くが又、『我慢は美徳』とする方々である。
生憎私はドMではなく寧ろドSに近いので『我慢は美徳』とする考え方には賛同しかねます。
日本人は地理的風土的歴史的に於いて『我慢』を強いられる生活を長く送ってきました。
四方を海に囲まれ海産資源には恵まれるもそれ以外の資源に恵まれない日本は海外貿易以外にそれらの資源を得る手段がなく海外貿易を禁止されていた時代は只管に耐えるしかありませんでした。
特に綱吉の時代はそれが法令化され更に耐える事は美徳とされました。
戦後も進駐軍の傍若無人なる振るまいにそれこそ昭和天皇のお言葉では有りませんが『耐えがたきを耐え偲びがたきを偲ばざるを得ない』状況下に長くその身をおかねばなりせんでした。
されど戦後五十年も既に遥か昔。
先進国の仲間入りを果たし諸外国の牽引役としての役目を果たす立場となった日本人には既に『不要な我慢』は毒でしか有りません。
生来型遺伝子により組み込まれた遺伝子情報はもう学習型遺伝子によりその遺伝子情報を書き換えねばなりません。
『愛しているからこそ耐える』という人の多くは『耐えている自分』が好きなだけで『愛しているから』ではありません。
又、その相手に対しても『本当に愛する相手を苦しめる事が愛情』だと勘違いをしているならその者に人を愛する資格は有りません。
女性は愛してなんぼです。
女性はつくしてなんぼです。
それを何を勘違いするのか『愛されてなんぼ』『尽くされてなんぼ』とする勘違いだめんずの何と多い事か。
そんな物は愛でも何でもありません。
生きていく上で先程も述べた通り日本人は凡る意味で今も『我慢』を強いられます。
なればせめて恋愛だけでも『我慢』をしない恋愛をすべきです。
本当に『我慢』しなければならない時は双方が『我慢』すべきであり片方だけが『我慢』を強いられるのは間違いです。
そしてその『我慢』を強いられている人の多くが『自らの魅力の誤認』をしている人が多いのも又、特徴の一つ。
人間の『魅力』は一つでありません。
人間の『魅力』は無限に存在します。
その無限の『魅力』に気づかせ『我慢』しない人に私は今まで多くの方々をお導きしてきました。
わが導きを受けた多くの方々がそれまで『我慢』をしてきた自分を『誤り』だと気づきそれ以降不要な『我慢』をしなくなりました。
すると『必要な我慢』と『不必要な我慢』の違いを認識出来るようになりました。
生物学的にも『我慢』は体に毒です。
『我慢』をする際に発生するストレスが血中に生成する毒素は河豚毒と呼ばれるテトロドトキシンの数十倍と言われています。
つまり『不要な我慢』は『寿命を縮める愚行』なのです。
『不要な我慢』は体に毒素を垂れ流し体の抵抗力や細胞活性を阻害する要因となります。
本当に幸せになりたいと願うのならば『不要な我慢』をしない人になりなさい。
その為には『多面的存在の自己』を知るべきです。
『多面的存在の自己』を知ればストレスを其処に逃がせますしそんな自分を愛おしくおもえます。
愛おしく思えば『不要な我慢』はしなくて済みます。
今日からは『我慢しない人』になりましょう。
私がそのお手伝いをさせて戴きます♪
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