常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2014年3月21日金曜日
他傷性自己愛症候群について♪
『他傷性自己愛症候群』とは私の造語であり私自身が見つけた症例です。
そしてこの病に罹患している罹患者は年々増加傾向に有ります。
『身内自慢は近親憎悪の裏返し。』
と言うと頭を傾げる人も多い。
だが私が嘗て扱った案件から導き出された答えがそれであった。
例えば親から買って貰った物を自慢する子供。
金銭的には恵まれているかも知れませんが愛情に飢えています。
だからこういう人が成長しても親の愛情を何処か求める傾向があり年上を好む傾向に有ります。
親から自分が愛された記憶がないから愛し方が解らない。
愛には方向性があります。
それは心に方向性があるから。
だから親が示す愛情と子供が求める愛情の方向が違うと子供は親から愛されたという記憶を持たぬまま成長する。
勿論親はそんな事には気づかない。
だから子供が心を病んでいる事にも気づけない。
そういう人が大人になり人並みの幸せを掴もうとする。
至極当然の話。
されど愛し方が解らないから迷い悩む。その自らの行動に自信が持てなくなり怖くなる。
手放したくないからそれを壊す事で誰も手に入れられなくする。
それが相手を傷つける行為(他傷性自己愛症候群)に繋がっていると考えられます。
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