2014年3月7日金曜日

症例研究に対する常態行動心理学的アプローチについて♪

私が多くの症例を此処で挙げているのは私の自慢話ではない。先ずは誰にも相談出来ず何処へ相談して良いかも解らず自らの悩みがどういう種類の悩みかも解らぬ方々への道しるべとしての役割。 更には自分だけでなく他者も又、私と同じ或いは類する悩みを持っている事への共通意識の伝達的役割。 最終的にはそういう方々が自らの悩みを解決し社会復帰を果たせてる事への自信と自分も社会復帰が叶うかもしれないという希望。 それらをお与えする為である。 其の甲斐あってか多くの方から或いは我がウォールを見て或いは自らの身内や近親者がこれに該当するのでは?と御声掛けしそれがご縁を繋いでくれたケースもあります。 日本においてはまだまだ精神疾患においては隠すべき事だという認識が多く罹患した本人に其の責任の所在を求める風潮が強い。 所謂根性論が今だ幅を利かせて要る事がそれら罹患者の口を閉ざさせています。 確かに根性は大事です。 されど其の根性を下支えするのは心です。 心が弱っていたら根性を支えきれません。 本人に根性論を唱えたいならば其の下支えとなる心の安定こそ重視すべきなのです。 更には多くの心の病罹患者は本人の問題ではなく罹患者の環境的問題が主なのです。 それは責任の所在が罹患者本人ではなく環境を作った回りにあるとも言えます。 これからも私は私が嘗て扱った様々な症例を挙げながらそういう方々の道しるべとなればと願います。

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