常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2014年3月7日金曜日
症例研究に対する常態行動心理学的アプローチについて♪
私が多くの症例を此処で挙げているのは私の自慢話ではない。先ずは誰にも相談出来ず何処へ相談して良いかも解らず自らの悩みがどういう種類の悩みかも解らぬ方々への道しるべとしての役割。
更には自分だけでなく他者も又、私と同じ或いは類する悩みを持っている事への共通意識の伝達的役割。
最終的にはそういう方々が自らの悩みを解決し社会復帰を果たせてる事への自信と自分も社会復帰が叶うかもしれないという希望。
それらをお与えする為である。
其の甲斐あってか多くの方から或いは我がウォールを見て或いは自らの身内や近親者がこれに該当するのでは?と御声掛けしそれがご縁を繋いでくれたケースもあります。
日本においてはまだまだ精神疾患においては隠すべき事だという認識が多く罹患した本人に其の責任の所在を求める風潮が強い。
所謂根性論が今だ幅を利かせて要る事がそれら罹患者の口を閉ざさせています。
確かに根性は大事です。
されど其の根性を下支えするのは心です。
心が弱っていたら根性を支えきれません。
本人に根性論を唱えたいならば其の下支えとなる心の安定こそ重視すべきなのです。
更には多くの心の病罹患者は本人の問題ではなく罹患者の環境的問題が主なのです。
それは責任の所在が罹患者本人ではなく環境を作った回りにあるとも言えます。
これからも私は私が嘗て扱った様々な症例を挙げながらそういう方々の道しるべとなればと願います。
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