2013年6月2日日曜日

『常態行動心理学的収束型脳と拡散型脳の違いについて』


”一つの事もロクに出来ない奴が他の事が出来るか!”と生徒を叱るお馬鹿教師に一言苦言を申し上げる。

それが出来るんですよw

人間の脳は大まかに拡散型と収束型に大別されます。

一つの事に集中してやる人は収束型。
二つ以上の事を同時にやる人は拡散型。

収束型は一つの事に対して集中出来るが複数の事を同時には出来ない。
拡散型はその逆。二つ以上の事を同時にできるが収束型作業は出来ない。

これには実はシナプスという伝達物質の作業工程の違いが原因である。

収束型シナプスは一極集中型で一つの事に全ての情報を集約させる
拡散型シナプスは拡散型で二つ以上の事に伝達を同時に行う。

シナプスの作業工程の違いが出来不出来の違いを分けると言っても過言ではない。

つまり”脳の使い方”が最初から違うのである。
”脳”と言うのは指紋と同じで一人一人その構造は微妙に違う。
誰一人として”同じ脳”は存在しない、なれば”思考法”も皆違って当然である。

それを全て同じとし同じ教えを与えていたのでは伸びる生徒も伸びなくて当たり前。
本当に生徒の特性を伸ばしたいと考えるのであるならば生徒の脳の在り方を学ぶべし。

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