常態行動心理学者の瀬木と申します。 ”常態行動”とは人間が普段、無意識的に行っている行動の事。 例えば朝起きて歯を磨き朝食を食べ、仕事をして、昼食を食べ、仕事再開し、帰宅、夕飯食べて、歯を磨いて寝るという一連の行動形態の事を指しています。 その”日常生活の無意識行動”の中に実は様々な問題が内包されている事に多くの方は気付いておられない。その諸問題を解決する為、何かと難しいと思われている心理学と言う分野を解り易く生活に根ざしたテーマを元に説明させていただきたいと思っています。
2014年4月7日月曜日
否定は肯定の心理学~或いは無理は出来るのsignの心理学~
『貴方にはそれは無理だ』という人がいる。
だがもしもそれが本当に無理ならばその無理な理由とどうすれば無理でなくなるかを説明できる筈。
無理な理由が解ればその理由を改善すれば其れは無理ではなくなるから。
それを示さず一方的に『無理だ』と断定するのはその無理の対象が相手ではなく自分自身だからである。
自分自身の事なら自分が一番よく理解をしている。
だからそれを行う事が無理だという事もある程度理解が叶う。
翻りそれを行おうとしている相手にはそれが絶対的無理だとする根拠がない。
だから頭ごなしに否定をしてもその根拠や改善点を示す事が出来ない。
其れは裏返せば出来ると言うサイン。
それを認めればこそそれを否定する。
人の相手への否定は肯定である。
人の相手への否定は自分への否定。
そう捉えられれば否定された事は須く肯定的に捉える事が出来ます。
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