2012年6月9日土曜日

ジャパニーズビジネスマン変容論

最近のジャパニーズビジネスマンの在り方が大分変容してきたように思える。 昔は『イエローモンキー』と揶揄され『仕事蜂』と嘲笑を受けていたが『リーマンショック』後このままでは世界で生き残れないと日本の土地を離れ海外出店で技術力提供型商売で『日本力』を発揮している方々の姿を多く拝見する様になった。 その中でもやはり日本のお家芸である技術職や外食産業の発展目覚しく次いで百均等生活雑貨系が目立っている。 日本と比べ組織力というよりも技術力や発想力に頼る部分が多い世界市場に於いては島国且つ単一民族で黙々と技術力を磨きその精度を高め継承して行く日本古来の仕事のあり方が世界に浸透し始めた事は有難い限りで有る。 唯残念なのは日本の有能な技術力が国内ではなく国外で発揮されているという現実である。 そしてどんどんと海外市場にその技を盗まれ国内に逆輸入されている現実である。 それだけは断腸の思いで有る。 日本の高い技術力を日本の地で活かせる土壌作りが欲しいと切に願う。

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